2012年9月1日
5.中国で考えたこと
「それだけアジアに行っているあなたが行かないなんて、ここだけは絶対行くべき」と友人たちから背中を押されて世界遺産・四川省の九寨溝、黄龍、峨眉山の旅に行ってきた。
素晴らしい自然に圧倒された。と同時にすさまじい中国人パワーにも圧倒された、今回の旅だった。どこに行っても、夏休みシーズンで家族連れの旅行客であふれていた。それだけ、中国人が豊かになった証拠であろう。
声が大きい。大きい音で唾をする、鼻をかむ。並ばない。大勢いても平気で道をふさいで写真を撮る。私がのんびり、景色をみていると「写真を撮るからどけ」と手で払われる。
「順番を待っていたら、バスに乗れませんから、遠慮しないでどんどん人をかきわけて乗ってください」とツアーの現地ガイドさんから、ご注意もあった。
―― 正直なところ、あまりいい印象をもてなかった。そして疲れた。
さらにガイドさんから聞いたこと。「観光バスの散らかしかたは一目瞭然です。韓国人・中国人の降りた後はゴミだらけ、日本人のときは掃除の必要がないくらい綺麗。バスの運転手は、日本人だとすごく喜ぶのです」
もちろん、国民性の違いもあるだろう。いわゆる民度の差もあるだろう。いつの日か、中国に行ったとき「昔は大変だったねえ」という時がくるのだろうか。それを期待したい。
ー中国旅行の写真、ツアーでご一緒した花田勝さん 提供ー
とにかく人が多い、日本で言えば真夏の上高地のようでした。
雨期でしたが、峨眉山に行ったとき以外は晴天でした。
最後の2枚は <四川省の首都・成都>で見た変面劇。
あっという間に顔のお面が何回も変わる!?見事な伝統芸能です。
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