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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2013年5月1日

2.アサーティブに断るー WIN WINの関係をつくる


 年が明けてありがたいことに、某大学からこの4月からある授業を担当してもらえないかという打診があった。そろそろ職業人生の幕引きを考えている身にとって誠にありがたいお話である。しかし、私は断ることに決めた。
 理由はしごく単純。現在の大学のコマ数で、率直にいって手一杯、これ以上自分の時間を削りたくないと思ったからだ。
 単純明快な理由なので、即 お断りのメールを書こうとPCに向かった。そこで、ふと手が止まった。「断るのはもちろん早いほうがよい、ただし私が断ったらあちらもまた後任者を探すのが大変なんだろうなあ、、」という思いが起きてきた。そして古い友人で「どこか大学で教える仕事があったら、紹介してね」と言っていたSさんの顔を思い出した。メールではもどかしいので、即 彼女の携帯電話に連絡、運よくつながった。
 事情を話すと積極的に「やりたい」という返事、即 求めている大学へ連絡をとって
橋渡しをすることができた。

 わたしの専門テーマ<アサーション>の中で「ノーといってきっぱり断るには」という内容がある。「――― だから できません」とクリアに言うことは大切だが、可能なら代替案を提示することも重要である、と教えている。
今回はまさにそれを実践した形になった。断るわたしも、友人を紹介できてハッピィ。
友人も大学での仕事を得てハッピィ。そして何より要請があった大学からも「いい方をご紹介いただき感謝です」と喜んでもらえてハッピィ。これってまさにWIN WINの関係だなあ、と。





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