2013年11月1日
2.交渉は アキラメナイ !!
年に何回か 小さな旅をする仲間がいる。これは今年の夏に某所にいったときの超傑作のエピソードである。今でも、思い出し笑いしている。
出発まで、あと残り時間は40分。
素敵なロビーで お茶しようか?
でも3人とも無類の温泉好き、「最後に温泉を」と温泉場に向かった
入口のフロントで「クーポン券を見せてください」と言われた
そうだ、昨日チェックインしたとき「このクーポン券を提示すると 明日のチェックアウト後も温泉で使えます」と言われた
バッグをひっくり返して探しても、そのクーポン券が見当たらない。
もう使わない、と無意識に捨ててしまったのだろう
そして交渉はここから 始まった。
仲間のうち一番の交渉術のうまいNさんが
「ごめんなさい、うっかり そのクーポン券なくしてしまったらしいのです。でも私たちがこのホテルの別館に泊まったことは事実ですから(このとき わたしは宿泊の領収書を見せた)お調べになってお風呂いれていただけませんか?」と。
フロントのまじめで実直な中年男性は困惑した様子、
おそらく原則論をつらぬく人なのだろう
彼を見ていて「私だったら、そうですか、どうぞ!!」と
いれるのになあーと 若干イラつく
時間は刻一刻 とすぎていく
もう温泉はあきらめようかなーという 気持ちもよぎる
その間 フロントのまじめ男性は 別館へ電話して確認をとろうとしていた
でも なぜか?電話番号がわからない様子でモタモタ
私たち中年女性3人はじっと待つ、そして熱い懇願のまなざしを彼に注いでいた
結論「お泊りになり、クーポンを発行した確認がとれましたのでどうぞ入りください」と。
それからものすごい勢いで、がらーんとした露天風呂にはいって、
このいきさつをネタにまたまたおしゃべりに花が咲いた。
「ねえ、私たちってすごいよね!? 絶対あきらめないものね」と自画自賛。
この時の温泉滞留時間 10分だった
こういう事があるから 気の置けない仲間との旅は楽しい
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