2014年1月1日
3.人生、次のステップへ ー 後輩へバトンをつなぐー
大学で教えて10年がたちました。本当にあっという間の気がします。
2つの大学で「コミュニケーション」を中心に、若い学生へ伝える場をいただきました。とりわけ、S短大2部(夜間部)で働く30代の学生に教えた時間とB大学でゼミを担当した時間が濃密です。
B大学のゼミは2年から担当して卒業の4年まで、学生との3年間の付き合いが続きます。わたしにとって楽しいことも苦しいこともありました。一番嬉しく楽しいことー手ごたえを実感できたとき。学生の何気ない言葉「僕が先生から学んだことはたくさんありましたが、ホウレンソウの大切さが一番心に残っています」「このゼミに入って初めて、大学で笑った気がします。ゼミの日だと思うとウキウキします」など。大きな励みでした。
反対に、ノックしてもノックしても学生からの反応がない、リアクションがないときもありました。持ちこたえきれない程の徒労感が襲ってきました。
始まりがあれば必ず終わりがきます。2014年4月からのゼミ(2年生担当)は、後輩にバトンタッチすることにしました。後輩の新しい感性で、その人なりのゼミ運営をやってくれることを期待しています。
後輩へ仕事のバトンをつなぐことーこれも年上の人間ができる大きな仕事であると考えました。
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