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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2014年7月1日

2.あなたはどっちのタイプ− 予約する方? しない方?


確実に、必ず行くから予約をするーという店がわたしは3つある。「カイロプラクティス」と「まつ毛パーマ」と「美容室」である。
まつ毛パーマは2か月か1・5か月に1度だが、カイロと美容室は月2回である。
そこで、私の顔や髪の毛 まつ毛などいろいろをやってもらっていると、他のお客様とお店の人のやり取りが否応なしに耳に入ってくる。もちろん、たまになぜか“その日その時間は私のみ”ということもあるのだが。

 最近「ああ、まさに人それぞれだなあ」と思ったことがあった。それは、世の中に予約が嫌いな人がいるーと知ったときである。「予約をして帰りたいけれど、先の予定がたたないからしない、できない」という人はいるだろう。私もかってはそうだった。あまり先の先?まで予約をしていくと、その予約自体を変更しなければならなくなる。それが嫌で、したいけれどできない状態はある。
が、そうではなく「予約すること自体が嫌い、嫌な人」もいるのだ!!



 それはなぜなのだろうか?
お店の人に訊いてみた。「そうなんですよ、不思議ですけれどね」という返答だった。「うーん、忙しいから予約できないというより、予約して先の先までそれに縛られるのがいや、という感覚のようですね」と説明してくれた。
だって、それに縛られるーといっても、あくまで自分が自分の行動を決める!!ということなのにー とわたしは思う。

昨夜、久しぶりに地域の友人3人と食事をした。ふと、この件を思い出して「みなさんは、たとえば美容院の予約はどうしていますか?」と訊いてみた。すると、私以外の3人は全員「次回の予約をすることはしない。そろそろ髪を切りたいなあと思ったら、美容院に電話して“いつなら空いていますか”と訊いて予約を入れるわ」という。「へーっ、そうなんだ。ということは“必ず 次回は○○に”と予約してくる私は、少数派なのか」と改めて気づいたのだった。

「だって髪の毛はそのときによって伸びる伸びないも微妙に違うし、自分の他の予定との兼ね合いもあるし」と説明してくれた。もちろん、これもよくわかる。それにしても、“そのとき”になって美容院に電話して、また日程の調整を図るという一工程をわたしは省くことのほうが合理的だと考える。先の先―は 無理としても、少なくても むこう1か月の美容室・カイロプラクティスの日程は常に決まっている。むしろ、決まっていないと落ち着かない。だからなかなか「手帳が白い日がない」ということになるのだ。

 なんとなく、わが身の行動パターンが見えてきて自分自身で苦笑してしまった。そして かなり、わたしのそれは少数派なんだということも気づかされたのだった。

まさに <人それぞれ>そして<10人十色>である。自分と異なる行動をとる人は世の中にたくさんいること、そしてそれ自体は優劣をつけるものでもないこと。

やっと、私も当たり前のことがストンと胸に、落ちる年齢になった。

 





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