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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2014年10月1日

4.日本の宿― 温泉大好き


たぶん、旅好きの人は同じような気持ちをもっているに違いない。「どうして日本のパック旅行や宿・ホテルは“2人から”ばかりなのかしら?“おひとり様”は生きにくいなあ」と。
新聞の広告や旅のパンフレットを見るとほとんどが、“2人から”だ。そんなこんなで、国内旅行より、つい海外に目がいってしまっていた。
しかし、果たしてそうなのか!! 今年、思い直して「国内」に視点を移して結構真面目に?必死になって調べてみた。その結果、思いがけない“掘り出し物”にぶつかったのだった。


1) 草津温泉のフレンチの美味しいペンション K


あまり遠くなくて、近くなくて、そしてある程度の距離があるところ。それでいて「遠くに来たなあ」と実感できるところはどこか? そんなたわいもない条件で絞り込んで見つけたのが草津温泉のペンションKである。
ネットで<おひとり様パック>というのがあったので、早速出かけた。
お風呂、食事は大満足。家庭料理風のフレンチと貸切風呂で、お風呂三昧。ふかふか!?のウォーターベッドだった。チェックアウトの時「アノー 普通の固いベッドでOKなのですが。平日ならいくらで泊めていただけますか?」と訊いてみた。そっとメモしてくれた金額を見たら1万円とちょっと。つい、嬉しくなって、勢いで「次回はー」と予約をしてしまった。





2)湯河原 素泊まりの宿 Y



こちらもなんとなく、近場で そしてできれば鈍行で行けるところという条件で探してみた。すると 湯河原のYという素泊まりの宿にたどり着いた。ネットの書き込みでは すごくポイントが高い。とにかく安い。<お試し>という気分で ある日出かけた。
もとは某企業の保養所だったとか、「狭い6畳のみの広さ、その分お安くします」ということでお布団もセルフサービス、食事は朝だけ別料金で頼めるーというシンプルな宿だった。
でも、さすがネットの書き込みにあったようにお風呂はいい、広くなく自宅のお風呂!!感覚だったけれど、熱くて清潔でお部屋も静か。
一番の感動は朝ごはんだった。ごはん、味噌汁はセルフで。あとはアジか鮭の焼魚とお漬物のみ。お代は6000円でおつりがきた。おかみさんは「ネットではウチノことほめすぎだと思います。でもお風呂だけは手抜きをしないで真面目にやっています」と、きっぱりと言った。ここはわたしの穴場、隠れ家として誰にも教えないでおきたいなあ。





3)箱根湯本からバスに乗って奥湯本温泉郷へ H

箱根は昔から数えきれないほど出かけている。それでも、まだまだ知らないエリアがあることを最近知った。これまでは湯本からたいてい登山電車に乗ってもっと先へ。
今回ははじめて、友人から教えてもらった奥湯本のHに泊まった。Hは連泊を原則とする宿だが、お休み(宿の)や、部屋の関係で時にはひとりの1泊も受け付けてくれる。
泊まるには、実はさまざまな条件?が結構ある。この点がこの宿のネックといえる。部屋は静かで広く眺めもよく、川べりに面している。
広い施設内に趣の異なる温泉が複数あり、1日滞在では確かにもったいない。さらにHの内湯は24H OKなので、、こちらもお勧め。
ここのお勧めはもちろん温泉だが、“対応がそっけない”ということだろう。早めにチェックアウト(朝 9:00すぎだったが)すると、「おつりがないからカードにしてほしい」と言うし、次回の予約をお願いしたら「スケジュール表が10;00にならないとわからないから、、」という返事だった。
あーそうなの、それはそれでよし。というゆったりと 大らかな気分になって湯本行きのバスに乗った。ここは「定宿としてキープしたが、予約の取りにくい宿である」と私の頭にインプットされた。そうそう、ここの料金は非常にユニーク、1−2−3泊まで、1泊ごとに料金が安くなる。4泊目から1泊料金になる。うーん、ちょっとここも他人に教えたくない宿。でも調べたら、上記のYより見つけやすいかも!?




 

 



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