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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2015年1月1日

5.マンネリ化と開拓
〜なじみの店をつくる、新しい人と友人になる〜


キャリアを重ねてくると、否もっと率直な言い方をすれば年をとるとマンネリ化は避けて通れない。それは仕事上だけでなく、食事をする場所や飲みに行くところそして友人さえもあてはまる。「いつもの、、、」が疲れないし、心地よい。なじみの店はたくさんはいらないが、やっぱりほしい。そして当然のことであるが、“なじみの店”になるまでは、やはり時間もかかる。


2014年を振り返ってみて、なんと短時間で“なじみの店”ができた。最低2週間に1度は暖簾をくぐる。時には続けて出かけることもある。カウンターだけの小さな店だが、とにかく料理が美味しい。ご主人と奥さんだけで切り盛りしているのだが、つかず離れずの距離の会話も心地よい。実はこの店では私の焼酎のボトルが、いつも待っていてくるのだ。

 実はこの店M(居酒屋というより、小料理という方がぴったりくる)は、30年くらい前から、いつも前を通りがかっていたのだった。
「もう時間が取り戻せないけど、もっと早く勇気を出してこの店に入っていればね、、、」と私。するとご主人から次なような返事が返ってきた。
「そうですね、でも30年前はこの店ももっと雰囲気が違っていましたからね。もっと騒がしくてわさわさしてました。時代が変わって、ようやく最近落ち着いてきました。今までとはまた違う平井さんのようなお客様が来てくれるようになりまして、、、、。店も、その時代その時代に合うお客様との出会いがあるような気がしますよ」



 さらに「2014年は、いつになく年下のイキのいい女性との出会いがあった」と気が付いた。靴デザイナーのJ子さん、旅で出会ったKさん、社会人講座を受講してくれたS子さん、ボランテアで出会ったHさんなど。私が刺激を受ける女性が、社会の第一線でコツコツと地道に働いている姿はとてもかっこいい。そして、それを目にするのはとても嬉しい。
人に対する好奇心がなくならない限り、まだまだ新しい何かを“開拓”できるような気がする。


「みちのく政澄」
電話:03-3813-9244 住所:本郷4丁目25-11
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