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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2016年4月1日

1.激白 !!−戦略を考える、と言い切った女性― 


ここ数年、1年に1度しか会わない女性の友人がいる。友人と言っても 私より若く、新卒後メーカーに勤務、社内結婚をして退職。その後 子育てを経て40代から派遣社員を経験して、現在は日本のトップ企業である某保険会社に契約社員として勤務している。
「とうとう50歳になりました」と彼女は語りだした。
彼女の話はとても臨場感があり、また現在働く女性の1つのあるべき姿であるーと思えた。
それをぜひ伝えたい。




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「わたしの部門では わたしと同世代(30代後半から50歳まで)の派遣社員が5名いるんです。2年位前まではこの5人の和を壊さないよう、特に目立たないようにと考えて行動し、仕事をしてきました。
でも、もうそういうこと辞めたんです、私。なんだか そんなふうに横並びであることばかりに気を使っていて、ちっとも楽しくないし。一体、わたしは 何をやりたいんだろうと考えてしまいました。ただ漫然と言われた仕事だけをしていてはつまらない。そうこうしているうちに、50になってしまうと、あせりもありました。
昨年の年初(2015年4月)に、上司との面談があって<今年の目標>をたて、申告しました。3つあげました。1つはFP(ファイナンシャルプランナー)2級の資格をとること、2つ目は××という資料をつくるプロジャクトをたちあげてそのリーダーとなること、3つ目は部内の研修を企画して実施することでした。

 平井さん、私ね、この3つを全部クリアしたんですよ。一番 気合を入れてやったのはFPの勉強です。8月が試験だったので、春4月5月には 会社の帰り週2日 専門学校に行きました。そして6月から3か月間、自宅のそばのレンタルルームを借りて会社に行く前、会社から帰ってから、そして休日はまる1日ここへこもって、勉強したんですよ。日曜日は朝からここでテキストを開き、夕方になると夕ご飯をつくりに一旦、家に帰り、またその後、戻って夜の10:00まで勉強しました。あまりののめりこみようで、あの無口な夫が“大丈夫か”と心配してくれるほどでした。
そして、おかげさまでなんと一発でクリアできました。






わたしがその後、とても残念に思うこと。他の契約社員の仲間はスゴイですね、と言ってくれましたが、その後“私にはとてもできません”“そんな風には 自分に投資できません”といって、あとに続く人がいないということです。なぜ、他の人は現状で満足しているんでしょうか? 満足をしていないから、愚痴をいうんでしょうが、そこから自分でなんとかしようとしない女性には本当にイライラしました。でも、それももう辞めました。
人にイライラしても始まらない。わたしはわたしの道を行くーとね。



 大切なことはこれから、私自身がさらに飛躍するために、この職場でどういう行動をとるべきか戦略を練っていこうということです。
評価ですか? はい、おかげさまでS評価をいただき給与も○千円アップしました。現在では<給与○千円アップ>はすごいことなんだ、と他社の人事担当をしている友人から言われました。もちろん、私自身は目標設定の時にそれなりに考えました。FPの資格は私自身の頑張りしかないんですが、他の業務は上司が苦手な仕事をあえて目標としました。
だって、彼が苦手なことをわたしがうまくやれば彼自身も助かるし、彼からの評価もばっちりもらえると思ったからです。

FPの資格をとったことで、従来の業務プラス、コンサルテーション的な仕事が増えて、仕事がより一層面白くなってきました。
来年といってももうすぐですが、4月から何を目標にして取り組むか、今本気で戦略を練っているところです。」


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生き生きと語る彼女の表情は輝いていた。その顔は、30年前に出会ったときの若い女性の顔からひとりの成熟した仕事をする人間の顔になっていた。




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