2016年7月1日
2.笑顔の20歳の男子留学生
―はじまった、留学生との交流―
その学生はタイからやってきた。「僕の故郷はタイ南部プーケットのそばの田舎です」と言った。「バンコクは行ったことがありますが、アユタヤにはまだ行ったことがありません。僕の故郷の町からバンコクまでと、マレーシアのクアランプールまではほぼ同じ距離です。もちろん日本に来たのは初めて。あと、海外はマレーシアに修学旅行にいっただけです」とのこと。タイ国費による留学生で、この試験に合格するまで一生懸命、勉強したこと。そして、「誰よりもお母さんが僕の日本留学をとても喜んでくれたこと」を、満面の笑みをうかべながら話してくれた。
昨年の10月に来日して、ひたすら日本語を学びかなりの上達があったのだろう。細かい点は?があるものの、十分にわたしと意思疎通ができる。
この春 YWCAの「留学生の母親運動」に参加し、わたしとこのWさんはマッチングの結果<日本での親子になった>というわけだ。<親子>といっても、具体的にどのような関わり合い、交流をするかは全くの自由。「私に期待することは?」という質問に対してのWさんの答えは?「日本語で普通の(日常)会話をしたい。月に2−3回は会いたいです」ということだった。次回は“大好物だというお鮨”を食べることを約束して別れた。いよいよ、交流が始まった。私も彼からタイのことをたくさん教えてもらおうと思っている。
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