2016年7月1日
4.映画にハマる、 飯田橋・ギンレイホールにて
東京に住んでいること、しかも都心のど真ん中にいるー そのありがたさを最近、しみじみと感じている。友人の勧めで「飯田橋ギンレイホールのパスポート」を買った。1年間1万円。年間 何度でもここで映画を見てもいいのだ。
ようやく、以前よりは時間に追われない日々を過ごせるようになった。一体、わたしは何をやりたいのか?求めているのか?自問自答する。そしてー この映画館への誘惑!!これは私にとって、たまらなく楽しいひとときなのだ。
今日はぜひ見ようと思っていた映画の最終日。逃してはなるものか、と朝イチバン・10時の上映時間を目指して劇場に行く。まあ、なんと!!上映時間40分前なのに、もう数人の中年女性が並んでいる。劇場の前のスタバーで「コーヒーを一杯飲んで」などど 流ちょうなことをいっていられない。さっそく 私も並ぶ。
<パリ3区の遺産相続人>と<ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります>の2本立てだった。どっちも 若くない中高年が主人公で、人生の黄昏そして家族の愛、、、を描いている。
もうしばらく行っていないニューヨークの風景がとても美しく、懐かしさが胸に湧き上がってきた。
それにしても、なんという劇場の込みようだろう。平日の朝というのに、座席の8割は埋まっている。そして、わたしと同世代の、ほとんどが女性である。周辺を見渡して、全く違和感ない平均的な自分の姿に、思わず苦笑したのだった。
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写真はいずれも「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」より
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