2017年1月1日
3.どうして すぐ、やらないの?
−いつまでも 決まらない人―
人にはそれぞれ性癖がある。それは分かっているのだが、やはり あまりにも自分と異なる行動をとる人には正直ってイライラする。まだまだ人間ができてないなあーと自分でそういう自分に苦笑している。
Y さんとの会話
「今、私 就活中です。といってもかなり長―いのでそろそろ 決めなくちゃあと思っているんですけど」
「どんなところを希望しているんですか?」と私。
「ええ、できれば英語が使えるホテルか、貿易関係の仕事なのですが、、、。ホテル業界は時間が不規則で就業時間も長いし、それと腰痛持ちなので重い荷物をもつのもダメだし、、
家から遠いのも、、、ちょっと、、、」
Kさんとの会話
「そういえば、その後 お引越しの件 いかがですか?いいところ ありそうですけどね」
とここ1年くらい物件探しをしていた知人に訊いてみた。
「うーん、それがね。がんばっていろいろ見ているんだけど、これって物がなくてね、、、。
立地はいいと思ったけど、ちっと部屋の広さがイマイチだったり 日当たりが悪かったりね。下見に行って、隣が大家さん、というのも嫌なの。子供がいるマンションもどうも、、苦手だし、、」
もちろん、何事かを決める時「これだけは譲れない」という条件はある。それに拘ることは必要だ。だが、しかし 続けてYさんKさんのような人と会話すると、私自身が滅入ってくる。なぜ、決めないのかなあ? まあそれほど緊急性がないってことなのかなあ、と私自身の気持ちを納得させる。そして、もうこの話題は避けよう、と決心する。
つまり、私自身の性癖として「あいまい」が好きではないのだ。決断しない状態を、、、長くキープできないといっていいかもしれない。
これ自体、いいとか悪いとかいう事柄でもないだろう。年齢を重ねて、ようやく少しずつ「自分がわかってきた」ということに他ならない。
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