2017年3月1日
3.ある若い女性との会話
「わたしと会っているのに、携帯ばかり見ている友達には超ムカつきます」と彼女は言った。その女性は20代後半のとってもチャーミングな人だった。
「全く 同感!!」と答えたら、そこからとても、話が盛り上がったのだった。
忙しい時間をやりくりして、友達と会う時間をつくったんです。ところが彼女はわたしと向き合っているのに、手元の携帯電話を見てばかり。もちろん手は動かしっぱなし。「何をしているの?」と聴くと「今、あなたと会っておしゃべりしているの、と友達に教えているのよ」と言うんですね。これって 何かおかしくないですか?
あとイチバン 腹立たしいのは美味しい食事がテーブルに運ばれてきているのに「ちょっと待って!!」とあっちから、こっちから写真を撮る、そしてそれをメールで送っていること。そんなことをしていると、美味しい料理が冷めちゃうでしょ?そういうことに無神経な人はキライです。その後。フェイスブックに送るんです。そして「あら!?○人からイイネ、が来た」と一喜一憂しているんですから。さすがにこういう段階にくると、わたしは怒りますよ。「今、わたしはあなたと話したいと思って時間を作っているのよ。フェイスブックの、ラインの相手ではなく 私と会話して!!」と言ってしまいます。
正直って、フェイスブックで 書き込みをしてくれる人はすべて知っているわけではないでしょ?どこか嘘っぽいところもありますから。それよりも、今 目の前にいる“私”とおしゃべりしようよ、と思うのに、こういう感覚がわからない、通じない人もいるんですね
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こういう怒る彼女は極めてマットウである。ただ きちんとこういう自分の意見を自分の言葉で友人に伝えられかどうか? 実は簡単だけど結構 難しいことのようだ。
さらに、怖い!?光景を目撃した。日曜の晩御飯どき、近所の焼肉屋さんで家族連れが食事に来ていた。30代のパパとママはそれぞれが勝手にスマホに夢中。子供(小学生低学年?)は ひとり取り残されて?焼肉をつついている。なーんだか、とっても <家族の団らん>とはほど遠い現実の姿に、見ているほうがゾーっとしたのだった。
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