2017年7月1日
5.教え子との糸を引き寄せるー
2017年の前半で、おそらく一番インパクトのある出来事になるだろう、そんな予感がしています。
5月10日 午前中のB大学での講義が終わった後、この大学の専任教員Cさんとランチをしました。メールでは何度かやり取りをした人ですが、お会いするのは初めてでした。
「今年度はわたしが平井先生のサポート役です」とメールをいただいたので、私から「ランチでも、、」とお誘いしたのです。30代の半ばのとても素敵な女性で、イキイキとした表情かつ短い的確な言葉で自己紹介をしてくれました。
ランチの最後にCさんにお願いをしました。それは「わたしの授業を受けた卒業生のH君に連絡を取りたい、そのために彼の連絡先を調べていただけませんか?」ということでした。もちろん、わたしが直接教務に行って、尋ねたとしてもおそらくそれは可能だったと思います。でも非常勤の私より、専任教員であるNさんのほうがベターという判断がありました。<先輩として後輩のために授業で話してほしいから、彼の連絡先を知りたい>というのが理由でした。
「了解です、それでは早い方がいいですね」とCさんが、快諾してくれました。そして、なんとその日の午後に即その卒業生のEメールアドレスがわかり、その日の夜のうちに私はH君と直接 話すことができたのです。
このスピード感に久しぶりに物事がサクサク進む爽快感を味わいました。まずはCさんの感受性の鋭さに感心しました。わたしが一体、何を一番望んでいるのかをキャッチしてくれたこと、さらに即行動を起こして調べてくれた、それも一番知りたい連絡方法であるメールアドレスを教えてくれたこと。
結果、卒業生のH君とも その日のうちに話をすることができ、「授業で後輩に話をすること」を快諾してもらえたのです。
そして、2週間後新宿でH君と食事をしながら「後輩に話してほしいこと」の打ち合わせをしました。即、その場で日程も、決まりました。
過去、縁があった人との糸を手繰り寄せることーこれは 簡単のようで結構めんどうくさいことです。このめんどうくさいことが、こんなにも順調に運んでしまって ちょっとびっくりした出来事でした。
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