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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2017年7月1日

6.時間を積み重ねる


「時は流れない、積み重なる」
と言う言葉は確か、昔ウイスキーのCMであったような気がします。
こういうことなのかーと この言葉を実感したことがありました。

といってもその方々と会ったのは昨年の夏ですから、まだ1年足らずのおつきあい!?です。
せっかく!?「癌を体験している」のだから、それをベースに何かできないものか!と思っていた矢先、同じ体験をしたIさんが「Cancerと付き合う会」を呼びかけたので、即参加しました。私は約10年前にノンフィクション作家・松原淳子さんが立ち上げたネットワーク(SSS)に入会しました。そのネットワークでの出会いです。
とにかく「隔月にミーテイングの場をもとう」とスタートしたのですが、メンバーが数名から増えず、固定化してきました。このネットワークの会員数は700名いますので、潜在的にはもっと多くの癌患者はいるはずです。もちろん、数を増やすこと自体が目的ではありませんが <このまま頭打ちで―会の活動も立ち消えか、、!?>という気持ちにすらなりました。

 6月のある日、すでにスタートした会合の5回目でした。わたしとIさんは相談して「今日の会合の最後に、今後の会のあり方を話し合ってみよう」と決めました。

 

photo by Freepik.com

 

 

ところがどうでしょう!?
同じいつものメンバーではありましたが、話題もいつも以上に多岐にわたり話の深さも一段と掘り下げたものになりました。
「病気の検診後の様子」「友人が癌になったが、何をどの程度サポートしたらいいのか」「さまざまな癌治療」「自分の仕事・事業の終わり方」「相続をスムーズに行うために」
どれをとっても、それぞれに大いに関心のある興味のある話題が、続出したのです。
もちろん、これまでの4回の会合の中でも繰り返し、話された内容もありました。が、それほど深く、オープンにはならなかった内容も、、、次々に語られました。

 

 

 

 

 

これって 何?
あまりの場の盛り上がりに、進行役の私自身があっけにとられたーというのが本音です。
いままで 1年間、話し合ってきたことの実績、話ができる・受け入れてもらえる安心感からくるものなのでしょうか?「今日は本当にいい時間でしたね」と参加したメンバーが異口同音に口にするのを聴いたとき、私の頭に冒頭のフレーズが浮かんだのです。

 

時は流れない、積み重なるーーー。

 

初夏の葉山女子?会のスナップ





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