2018年1月1日
2.自治体のシルバー講座 花盛り
わたしの住んでいるB区の区民講座に参加した。S区の区民講座に講師として話す機会を得た。まず、驚くこと。なんと熱心な中高年が多くいるのか!!ということだ。
わたしが受講生として参加したB区の講座は「異文化コミュニケーション」と「思いがけずに海外へ行った日本人」というもの。こちらは特に年齢制限など設けていないのに、男性の中高年、ほとんどが60代以降と見うけられた。女性はせいぜい3割程度だった。
S区は<シルバー講座>と名乗っているだけあった、60歳以上の年齢制限あり。それも1期生から3期生と 呼び合って、継続して何年も講座に参加している人も多いようだった。こちらはB区と反対で女性が多数派、男性は2割程度だった。しかも、やたらと元気で仲が良い。意見交流も活発で講師としては大変にいいムードで講座を進めることができた。わたしが担当した内容は「率直なコミュニケ―ン・自己表現」であった。
今回、偶然とはいえ面白い出来事があった。2・5時間の講座時間なので休みを1回とる。
そのときそして帰りの道々、必ず女性の受講生から話かけられた。質問というほどクリアでもない。「話したい」「感想を伝えたい」という内容だった。話があるならどうぞー というオーラが私にでていたのかしら!?
まさに日本は高齢社会に投入した。総人口の25%が65歳以上である。そう思って見回してみると、やっぱり老人が多いなあ、と実感する。紹介した講座の参加者もしかり。過日 久しぶりに再会したかってのセミナー仲間の一人は「ガイド養成講座に行っているよ。商社勤務をしてリタイアした人なんか やっぱり英語がうまいね」と話していた。「勉強はもういいじゃないですか? 実践してください。私 浅草でガイドボランテアをしているので、ご一緒にできたらうれしいですね」と勧誘してみたが、、、。
勉強すること、学ぶことが好きな中高年は多い。が、そこからの一歩が踏み出せない人も多い。もちろん、外へ出て刺激をうけるだけでもいいことだ。でもね、せっかくの人生だから、学んだことを活かして自分以外の誰かに貢献できる活動をしてくれたらな、、、と、私は心から願う。
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