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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2018年5月1日

5.小耳にはさんだいい話


週3回はプールに行くことーを目標にしています。一番の目的は「膝の痛みを緩和する」ことです。もうひとつの目的というより、楽しみは「ここで 世の中?世間を知ること」ができるから。エクササイズが終わった後で、冷えを防ぐための小さなお風呂があります。
ここで聞くとはなく、聞こえてきた話です。女性二人(70代後半―80歳?)の会話です。

 

「わたしの友達のつれあいの話なんだけど、、、。とてもお元気で、お墓参りに行って手を合わせて<どうか、まだやりたいことがいっぱいあるから、もうちょっとこっちにいさせてくれよ>と、ぶつぶつ言ってたんですって。ところがね、そのおつれあいのお友達が次々にお亡くなりになったり、老人ホームに入って、一緒にゴルフをするお仲間がいなくなったらしいの。そうしたら、最近お墓参りで<もう、友達のみんな 行っちゃったから、俺のことも早くよんでくれ>とお祈りしてるんですって。」

 

 

 

 

この言葉を受けて、聞いていた女性(70代後半)の言葉です。

「そうねえ、年をとるとお付き合いも段々難しくなるわね。わたしも いくつか、グループでの仲間がいるけど、あんまり深く関わらないようにしています。元気だったら会いましょう、ランチをしましょう、次にお会いするときまでお元気で ーそれでいいと思うの。病気しました、入院しました、施設に入りましたーなどいちいち知らせる必要もないと思うの。
お葬式に行って、ご本人とは お付き合いがあっても、ご家族とは面識もない。<わたしは、、生前、―――>と 話してもしょうがないことでしょ。そういう場であんまりいい気分がしなかったこと、私 何度も経験しているから。
 <とにかく、元気なうちはお会いしましょう。そしてまた元気で次に会いましょう>と、それでいいんじゃないかしらーとわたしは思っているの」

 

なるほどなあ、“人生の達人の言葉”だなあー と わたしは聞き入ってしまいました。

 

 

 



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