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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2018年7月1日

1.やる気のある女性たちは どこへいく !?


<怒っている 女性たち>

ここ最近 年下の女性の友人と会うと、怒っている人が多いのだ
“怒り”とは エネルギーの源である
だから、怒っていること それ自体は 決してマイアスの状況とは 
わたしは思わない
が、なぜ 今 周辺にそういう女性が多いのか?

彼女たちはキャリアもある、実力もある、真面目に実績もあげてきた
年齢的には もう立派な管理職、組織の中核にいてもおかしくない
それなのに、そういうポジションについていない

 

 

あろうことか、彼女たちより若い
時には かって部下だった男性が上司になったりする
これでは 正直いって仕事の意欲がなえてしまう

翻って考えてみると、
では この怒っている女性は どういう状況だったら
満足するのだろか?
しかるべき ポジションにつくことか!!

<ガラスの天井>―――企業や組織の中で、あからさまには見えないが存在している 差別―は やはり今でもあるようだ
その存在を認識した(受容ではなく)上で、どう自分が対応していくか
これも 働く女性が考えなければならない大きな課題であろう
否 女性だけなく、男性も含めて誰しもが悩んでいるといっていい

 

・・・・・・・

 

        
<わたしは 一体 何をしたいのか!? という 問いかけを>

わたしの友人で大変優秀な女性がいた
仕事のスタートは営業職だったが、
どんどん会社の中枢の部門(経営企画室など)に異動になった
結果、彼女は転職をした

「わたしが本来、やりたい仕事からどんどん遠くなっていくのが嫌だったんです。
直接、人と接して、その人のために役立つ仕事に関わりたいから」と。
もちろん、働くうえで労働の対価であるお金も大切、安定した身分も大切
というものの、“何を一番大切にして 私は働くのか!!”という
自分への問いかけも必要である
この軸がぶれると、怒りが愚痴や不満足感だけに終わってしまう
反対に、この軸を持っているなら 少々の困難な場面でも耐えられる

 

photo by Freepik.com

 

 

・・・・・・・

 

もう1つ、私自身を振りかえってみると
「今 自分がやっていることへのささやかであったとしても、
満足感・生き甲斐がもてるかどうか」も
非常に大切だと感じている

わたしのキャリアの最後は大学の教員だったが、
ある意味でマッタク“割に合わない”仕事だった
でも、とてもやりがいを感じていた
労働とその対価という観点だけでは、バカバカしいと思うことも多かった
それでも、こちらの熱意と工夫があれば、
たくさんでなくても、少なくとも答えてくれる学生はいた
それが 大きなわたしのモチベーションとなった

仕事と自分 あるいは 個人と組織 の中で
どう 折り合いをつけていくか
永遠の課題のようだ

 

 

 



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