2019年5月1日
4.ふらふらと、小さな冒険を
行き当たりばったりで行ってみた!! <初めての幸手>
“その風景”を見たのは、確か 今年のお正月ぐらいだった
クリニックの待合室でパラパラと雑誌のページをめくっていたら、
目に飛び込んできた
「どこだろう?」と思って目を凝らしてみたら、埼玉県「幸手」という文字が見えた
聞いたことがあるような?ないような地名である
とにかく、心の中にメモしておいた
帰宅してネットで検索すると「そう遠くない」という印象だった
“その風景”とは ―― 真っ青な空・その下に満開の桜・さらにその下に咲き誇っている黄色の菜の花畑―という 3重 構造になっているもの
「ええ、こんな風景が 東京のすぐ近くで見られるなんて!!」と 驚きだった
行きたいな、この風景を見てみたいーと思いつつ「週末は混んでいるんだろうな」
「今年は無理かな」
と 少しあきらめムードになっていた
4月上旬、ある晴れた朝のこと
“その風景” をまた見た、朝のNHKで。
「あ、この風景がーわたしを呼んでいる」という思いが一瞬 よぎった。
この日は、久しぶりにご近所の友人とランチをした。
まだ、心の中で迷っていた。
心が決まっていたなら友人にも声をかけたはずだから。
「そうだ 今から行ってみよう」と思い立って行動を開始したのは 昼下がりの2:00
バス、電車を乗り継いで幸手という初めての駅に着いたのが3:30過ぎ。
私の勝手な思い込みで「おそらく駅から 歩いて10分程度だろう」と推測していた。
ところが、駅を降りてーー 案内のおばさんから
「バスは超渋滞で動いていないのね、2キロだから歩いて30分。
がんばって 歩いて行ってください」と。
もう、こうなったら 歩くしかない。
すでに帰りの客がゾロゾロ 駅に向かって歩いてきている
その人の流れと逆行して、、、歩く 歩く 歩く
私の足で35分後、その写真通りの素晴らしい 風景にたどり着くことができたのだった。
あたり前だが、写真には写っていなかった人、人、人―おそらく 数百人はいるだろう
小1時間 散歩して 運よく帰りは臨時バスに飛び乗って、駅へ。
そして
我が家にたどり着いたのは、、なんと夜の8:00を回っていた。
さて、この 半日の冒険は?
冒険なんていうものでもない、
でも 私にしては珍しい!? 思いつきの行動は それなりに楽しい時間だった
行動の原動力はー
「迷ったら、やってみよう」
「もうこの桜と菜の花のコラボは 今しか見られないかもしれない」
という気持ちが 私を突き動かしていたのだった
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