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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2019年9月1日

5.旅のアルバム(長岡・越後湯沢・松之山温泉)
   大原延恵さん 制作



日程:2019 年 8 月 3 日(土)〜 8 月 6 日(火)

◆ 8 月 3 日(日)

長岡新幹線改札口16:45 旅行案内所 看板前 集合
夕食17 時 「道 (どう 」 お刺身盛り合わせ、 栃尾の揚げ(ネギ味噌) 、お寿司、 白エビのから揚げ、だ し巻き卵(めんたい、あおさ) 等

長岡花火 2日間で過去最高 108 万人
A会場 青マス席
ナイアガラが間近に見える席。

 

 

 

終了後、花火師のみなさまにお礼の意味で、ペンライト、スマホなどで光のプレゼント。

駅までの長い道のりを徒歩:駅直前の信号が長いが、駅構内の入場制限のせいかも。
東京行き方面は、新潟方面よりも、人は少ない。本数も少なく、最終の新幹線。

長岡発22:42 越後湯沢行 越後湯沢着23:09

宿泊 越後湯沢 やなぎ 朝食付き 5,658 円(税込み)
お風呂とトイレは、共同。

和室にぎゅうぎゅうに布団を敷かれている様子は、合宿風景。

8月3日の歩数:21,021 歩

 

 

 


◆ 8 月 4 日(日)

宿に荷物を預けて、散歩
駅のインフォメーションでお勧めスポット情報ゲット


雪国館:500円
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」川端康成の小説「雪国」ゆかりのもの
湯沢の歴史コーナー、日本童画の父川上四郎の作品、など

雪国の宿 高半:文学資料室 かすみの間 500円
川端康成が、実際に執筆した部屋
「雪国」の駒子のモデルとされる女性「松栄さん」の資料も。

 

 

ほくほく線 越後湯沢13:24 発から松代 14:15 着
イベント列車 ゆめぞら(1 両目のみ) トンネル内で、CG映像と音楽 毎週日曜日のみ

 

 

 

 

松代駅:宿からのお迎えあり
宿泊 松之山温泉 ひなの宿ちとせ 夕朝食付き 14,580 円/泊
お風呂の前に、源泉探検 源泉の情報に黒い牛の芸術作品

お風呂は、露天のみの3 階、なんでもある1 階と、時間帯によっては、無料の貸切風呂。
館内は、エレベーターの中まで、畳敷きで、スリッパ不要
風呂上りコーナーでは、15 時からアイスバー、16 時から日本酒の無料サービスあり。ゆで卵は、24 時間温泉につけて作っているとか。ほんのり塩味効いています。
もちろん、全部堪能。湯は、1200 万年前の化石海水 ちょっと塩味

 
 

 

 

 

 

◆ 8 月5 日(月)

心美人ハイキングツアー 美人林内散策
ガイドさん同行 2,200 円/人 10:00〜11:30 キョロロ観覧料込み

ガイドの小口成一さんは、元役所勤務で、ガイドリーダー。
このブナ林は、個人の所有とのこと。歩きやすいように、道にチップを引いたりの工夫もあり。いったん、全部伐採したため、大きさがそろっているそうです。
まっすぐの黒文字の木に遭遇。浅野さんと黒文字の木。家からわざわざ木を切ってもってきてくださったり、椿の葉で笛の作り方を教えてくださったり、飽きさせません。

 

 

 

森の学校 キョロロ  ロビーにてアンケート記入。美人林のガイドツアー感想をびっしり書く4 人。
常設展 積雪量を青いポールで一目瞭然。原寸大のこの展示は圧巻。

 

 

キョロロ夏の企画展「われら両生類!里山のカエル展」
数々の蛙は、近所の里山から捕獲されたものばかり。
ピンク色のショウリョウバッタは、昨日、持ち込まれたものだそう。近所の人が、何かかわったものがあれば、持ち寄るそうです。

2019 年夏カブトムシルーム
無数のカブトムシが、ひしめいています。
喜ぶ浅野さんと逃げる西村さん

 

 

 

 

 

雪に覆われてしまうので、冬は休館。

小口さんに教えられた道を徒歩で帰ります。「迎えに来てもらった方が」・・とまだ徒歩を止めたい小口さんですが、「森林をながめながらの道は、突き当りを左に曲がって、最初の信号を右です。」と最善の道を教えてくれました。
途中、ほとんど人とすれ違いません。
東部タクシーとは、すれ違いました。
浅野さんの先導で、ひたすら歩きます。
まだまだ歩きます。どんどん歩きます。
と、そこへ、団子屋の看板が。
吸い込まれました。

 

 

西村さん「4つください」
お店の人「320円です」
西村さん「え!?」(1つ320円?たぶん、心の中で4を掛けて計算中)
お店の人「いえ、1つ80円です」
平井さん「じゃ、8つ下さい!」(きっぱり)
4人各2つを一気に食べて「ごちそうさまでした。ゴミお願いします」(本当に美味しかったです。炎天下、歩きつかれてー砂漠の中のオアシスーでした)
浅野さん「次の信号ってどこですか?」
お店の人「ここからー 歩いて!?ですか」(驚愕の表情、そして悲鳴のような声でした)

 

大棟山美術博物館 坂口安吾記念館 庄屋の館
500 円 お茶付き
村山家 坂口安吾の伯母と姉の嫁ぎ先

 

 

 

 

 

 

美術博物館の女性スタッフからの情報
「この町には信号は、2 つだけ」
「昼にきいた噂は、夕方までに町中に広がるのですよ」

小口さんは、役場を定年になっている
この町の勤務先は、役場、郵便局、農協と建設会社いくつかのみとか。
出稼ぎに行っていたが、今は、いかないそうです。

我々4人はここで力尽きて、宿から迎えに来てもらう。
宿のドライバーさんからは「まぁ、ご無事で!」という感じの歓迎ぶり。
お風呂とアイスキャンデー、日本酒は、もちろんセットで楽しむ。


夕食:しゃぶしゃぶという選択肢もあったが、今夜も懐石。すき焼きも。

思い思いにお風呂、就寝、テレビなどで夜を過ごす

 

 

 

 

 

◆ 8 月6 日(火)

里山ビジターセンター訪問 ここのスタッフ舟木さんにはいろいろお世話になった。

 

 

 

萌キャラは、温泉むすめ「棚美ちゃん」
有限会社 東部タクシー 代表取締役 村山達三さん登場
「松之山のことはオレが一番知っている!」
10 時から貸し切り観光コース依頼

松陰寺のマリア観音:浄財1,000 円→案内人にお渡ししたら、浄財箱へ。
住職が不在(千葉にいるそうな)で、拝観できないと聞いていたが、村山さん、中にいる人に声かけて、見せてもらえることになった。
手に持った竿で、隠れキリシタン マリア観音に触りつつ説明、なんかドキドキした。
持っている十字などの取り外しができるらしい。1966 年発見。

 

 

 

星峠棚田
棚田をいくつか。角度によって、見え方が違う。
水かがみや、雪景色など、季節によって、それぞれ表情が異なるらしい。
手入れをしている棚田は、あぜ道も美しい。それは、意味があるそう。
NHK大河ドラマ「天地人」のオープニング。
星空と棚田の撮影のために、車はライトを消して山を登り落ちて亡くなった話など。

 

 


芸術祭参加作品めぐり
「人生のアーチ」イリヤ&エミリア・カバコフ(公募作品)

 

 

 

カバコフの招待作品

 

 

草間彌生 花咲ける妻有 2003 年

 

 

 

 

絵本と木の実の美術館 鉢&田島征三 800 円
常設展と「マオシャン・コニーはここからはじまった」展
廃校になった小学校が美術館に

 

 

 

光の館:600 円
金庫を持って、私たちを案内する女性は、この仕事で11 年目
天井があいて、空が見えます。ガラスなどのはめものは、なし。

 

 

 

 

 


ジェームズ・タレルの作品。畳敷きで、和風の作り。お風呂は真っ暗で、LED ライトで、入浴すると身体が発光しているように見えるそう。
オーストラリア人が多かったが、今は、タレルの作品に宿泊できるということで、アメリカ人に人気で、半年先まで宿泊予約はいっぱいだそう。見学は、15 時まで。16 時になると、宿泊者がチェックインします。
坂道、くねくね道で、ばて気味の西村さん、復活の兆し。畳の和室でねこっろがるのは、エネルギーチャージにぴったり。

 

 

 

越後妻有里山現代美術館キナーレ

美術館では、まったりカフェタイム。

 

 

 

ほくほく線で十日町から、六日町で乗り換えて、越後湯沢。そして上越新幹線で帰途につく。

― 本稿の写真は全て、名カメラマン・大原さん撮影です。いつも本当にありがとう。これらの写真を見るたびに、カメラの向こうの大原さんを思い出します。そして、今回は楽しい原稿も大原さんが書いてくれました。膨大なボリュウムで、泣く泣く半分にしました。(平井 記)−

 

 


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