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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2020年1月1日

1.シルバー講座 大盛況


〜 あるときは教える側、あるときは教わる側 〜

<講師として>

 思いがけなく都内S区から仕事の依頼がきました。それは突然のメールでした。「私はS区シルバー大学同窓会の者です。ぜひ、この秋から開催される講座にお知恵を貸してください」というものでした。

早速お目にかかって、その目的・時間などを伺い企画を提案して9月から12月まで全10回の講座をお手伝いしました。

  参加者は65歳以上、約40名。女性が8割、みなさんすごく前向きで、熱意がビンビン伝わってきました。テーマは「コミュニケーション」、基本はアサーション(率直な自己表現)がベースで、友人の大学教員や落語家さんにも一部分担してもらい、バラエティーに富んだ講座を運営することができました。

 

 

 

 わたしにとっては同世代の参加者でしたが、若い友人にとって相手は人生の先輩にあたります。「みなさん、年上の方々でしたが、元気でよくしゃべりますね。発表場面では、我先にマイクを持って、、ホント!!負けそうでした」と。

この同窓会という組織は、シルバー講座に参加し卒業した方々の有志による組織で、単に事務局をやるだけでなく企画にも意見を出して運営にも協力しているということでした。私にコンタクトしてくれたHさんは、おそらくは企業人だったのでしょう。打ち合わせの手際のよさ、運営のスムーズな動きからみて「以前は、やり手のビジネスマンだったに違いない」と確信しました。

 

 

 

 

<受講生として>

 

そして 私自身も地元B区の講座を受講しました。「気ままに一駅 街歩き」「異文化としてのドイツ」「白洲正子と日本美術」ラッキーなことに3つも抽選にあたりました。私が講師として担当したS区の講座とは自ずと異なります。

街歩きは、定員20名で、講師の案内で気持のいい秋晴れの半日 歩きました。他の2つはいわゆる座学です。40代の大学講師の先生がPPを駆使して語ってくれました。

 

 

 

参加者は ほとんど60代以上、さすが「白洲正子さん」のほうは女性が多かったですが、「ドイツ」は半数以上が男性でここからも時代の変化を実感しました。以前はカルチャー講座と言えば、中高年女性の独占市場?でした。ところが現代ではそこに、男性がどんどん浸食?してきています。それも、気難しそうな顔つきの人ばかり!? 私ですら教室に入る時、やや気おくれがしました。

 

各自治体・行政では、高齢社会に向けての政策の1つとして市民講座に力を入れています。サラーリーウーマンだったときは、なかなか時間をみつけられなかったのですが、フリーになってからマメに区報をチェックしています。身近なところで、“学ぶ機会”はありますね。

 

 

 

 

 


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