2020年5月1日
1.わたしの“自粛生活”日記 ―こういうときだからこそ
新コロナ・狂騒曲 と言ってもいいような、状況が続いています。
そして、この状況は刻一刻 変化しています。
毎日、新聞を見るたびに<昨日の感染者数はーー>と 探してしまいます。
外出自粛、人と会うことは8割セーブ − 4/6以降、わたしの住んでいる地域は一変しました。そして、否応なしにわたしの生活も。
実は「こんなときだからこそ、落ち着いて何かができるのでは」あるいは「何かをやらなければ」と心の中で焦りました。
が、お恥ずかしいのですが、人間って本当に弱いものですね。人間というか、それは私の弱さなのですが。グタグタ、グータラな日常に陥ってしまいました。
それならば、せめていわゆる“自粛生活”で、わたしはどんな暮らしをしていたのか、そして2020年4月の1カ月でどう変化したのか・しなかったのかー日記を綴ってみました。
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4月17日 朝日新聞の一面 |
4/6以降、最低生活の基本として<読書・DVD・散歩>を実行と、ささやかに自分に課しました。
「読書」
もともと本を読むことは嫌いではありません。が、自分の部屋で机に向かってーというより 移動の電車の中、バスの中、あるいは旅先での読書量が圧倒的に多い。
そこで、今回は「読もうと思っていて、まだ読んでいない本」そして「もう1度 読み返したい本」をリビングルームのテーブルにドカンと積み上げました。その数、10冊余。その中から、単純に手が伸びたものから読もうと〜決めました。
「DVD」
茗荷谷のツタヤでは、わたしは超ヘビィ・ユーザーです。なんと1回につき10本それも10日間借りることができます。価格は1100円ポッキリ。
頭がすっきりして、楽しめる 軽めの刑事もの・探偵ものの1話完結モノをよく借りていました。今回は、そういう軽いものと、ちょっと興味を惹かれた硬派なドラマ(映画)を積極的に見ています。
クリント・イーストウッドの監督作品を数多く見ました。「許されざる者」シビレマシタ。
「散歩」
実はこれが 一番好きな事なのに、制限されました。3月の中旬までは後楽園・六義園・小石川植物園など近所の庭園によく出かけたのですが、今はそれもすべてクローズです。
4/6以降はご近所の東大さえ、「部外者・立ち入り禁止」に。
そこで、最近出かけているのが お寺、小さな公園、そして墓地・霊園なのです。お天気のいい午後の時間、子供の遊び声を聞きながら ベンチで読書するのも好きなひとときになりました。
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4月16日(木)の昼過ぎに
こんな東京駅、初めてです。(友人・大原延恵さん撮影) |
<4月7日>
- 本「純情ババアになりました」加賀まりこ
- DVD 「千年の祈り」アメリカ・日本合作 ―アメリカ在住の中国人女流作家イーユン・リーの短編小説が原作
- 散歩 ― 根津神社を経て谷中霊園 (2・5H)
5月改訂版HPの項目を検討する。
意外なことに 近所のスーパーマーケット、そして公園が混んで!?いる。若い家族づれが多い。そして、本郷通りは結構 ジョギングしている人が多い。こちらはオジサン,おばさん、若者など幅広い年齢層だ。
<4月10日>
- 本「世界は終わりそうにない」角田光代、「死は怖くない」立花 隆
- DVD「最高の人生の作り方」アメリカ映画 ― マイケル・ダグラス ダイアン・キートン
- 散歩 ― 豊島区・鬼子母神を経て雑司ヶ谷霊園 (3H)
池袋・芸術劇場まで、コンサートチケットの払い戻しのため行ってみた。案の定、5/6まで閉鎖という張り紙あり。さてどうしようか?と迷ったが、ふと昔 通っていたかっぽれの稽古場を目指して歩いてみることにした。なんと稽古場の隣のそばで、かってのお稽古の仲間とばったり。師匠の消息など聞くことができた。
<4月 15日>
- 本「自分の壁」養老 孟司 「かなり、うまく生きた」遠藤周作
- DVD「許されざる者」アメリカ映画
- 散歩 − 本郷あたり、赤門前・法真寺(一葉桜木の宿)、公園など(1・5H)
晴れているが、肌寒い。桜のあとの八重桜もそろそろ終わり、ハナミズキ・ツツジの出番である。どこもかしこもクローズと聞くと、🚆や🚇に乗って出かける気にもならない。
かといって、1日ウチに閉じこもっているのもツライ!!したがって、近所をテクテク歩く。
Rose Kitchen からのメッセージ
<月2回お花の宅配をお願いしています。今回のお花に次のメッセージが添えられていました>
お天気も良く、切り花の世界では、バラの季節を迎えています。本当にきれいなバラばかり、、、なのにお安い! コロナの影響で、値段が下がってしまっているのです。生産者さんのことを考えると、胸が痛くなります。ついつい買いすぎて、いつもの2−3割増し?豪華版になりました。バラもたくさん入れました。
街のお花屋さんが開いていたら、せっせとお花を買ってあげてください。お花屋さんのお応援をよろしくお願いします。
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<4月19日>
- 本「夜の谷を行く」桐野 夏生 (4時間ほどで、一気に読む)
ー2011年の東日本大震災、そして永田洋子の死をきっかけに決別したはずの過去が立ちはだかる、―
- DVD なし
- 散歩 ご近所の友人・Kさんとランチの後、根津神社へ(つつじ3/2が満開)
(1・5H)
昨日とは打って変わって快晴、雲一つない青空。ベランダの窓を開け放っても気持ちがいい。近所の友人がテークアウトの弁当を持ってランチにきてくれる、というので 大掃除。ルンバが活躍。コロナがなければ、文字通り新緑の気持ちのいい日曜日なのに。 ワインを飲みながら、久しぶりにおしゃべり。その後、お散歩へ。
<4月25日>
- 本「仮想儀礼」(下)篠田節子 23・24・25日と3日間のべ12時間位かけて(上)(下)読みふける、そして読み切った。怖い、でもゾクゾクするくらい面白かった。
本「知的ヒントの見つけ方」立花 隆―実はこの著者は ウチのご近所さん。時々、お見かけします。
- DVD 「父親たちの星条旗」クリント・イーストウッド監督
- 散歩 本郷通りー湯島―上野公園―暗闇坂―言問通り (2・5H)
今日も快晴。爽やかな初夏の風がベランダから入ってくる。しかし、心は暗い。咳がでると「もしかして、私も新コロナにかかっているのでは?」という不安がよぎる。洗濯・読書をしてお散歩へ。道々、マスクを店先で売っているところ3軒見つけた。最初の店で<25枚―2500円>買ってしまった。安いところでは上野で<10枚500円>もあった。TVでは「Stay Homeを」と小池さんが叫んでいる。
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