2022年1月1日
5.新しい世界の扉
若かりし頃「あなたは本当に小屋(劇場)にいくのが好きなんだね」と言われたことがありました。自分自身では全く意識していなかったのですが、そういわれてみるとそうだな、と気がつきました。
特にクラシックコンサート、ミュージカル、オペラ、バレエ、芝居―よく出かけました。が、ここ2年はそれらの公演もキャンセル続きで正直言って、トーンダウンしました。
でも、2021年の秋ごろからボチボチ 小さな小屋(文字通り、小さな会場でのイベント)に足を運んでいます。そこで今まで知っていた作品との“新しい出会い”がありました。
@ “語り”ー を聞いて
せいぜい20名足らずのお客様を前にして、都内の古民家で小さな会が開かれました。
演目は以下のものでした。“語り”という世界から、また作品のもつ新しい味わいに触れることができました。
・高村光太郎 ―「智恵子抄」
・宮部みゆき ―「神無月」
A地域の区民講座から「宮沢 賢治」「森 鴎外」
時間がとれるようになって、地域の区民講座に参加しています。久しぶりに学生になった気分で、大学の教室に通いました。
・宮沢賢治 ― 「注文の多い料理店」「春と修羅」「銀河鉄道の夜」
・バーチャル文学散歩―森鴎外と東京を巡る
Bはじめての“文楽” 「仮名手本忠臣蔵」
友人に誘われて、国立小劇場ではじめて文楽を見てきました。“まるで人形が生きているかのように”とは よく言われる表現ですが、それよりも何よりも「浄瑠璃語り」と「三味線」に圧倒されました。座席は20列目でしたが、その声と三味線の音がものすごい迫力でビンビン迫ってきました。
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