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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2022年3月1日

3.<紹介します・私の友人>― その18 K・Y さん


 

 

コロナで、職場はこう変わった!!


〇〇協会××分析センター     Y・ Kさん

 

 

 

 

〜もくじ〜
【平井さんとの出会い】
【コロナウイルスが発生して】
【私の組織の仕事はー】
【そして、私の仕事はー】
【2年を振り返って】
【コロナが終息したら!】

 

 

【平井さんとの出会い】

 平井さんとの出会い…それは2014年8月、ツアーに一人で参加したポーランド旅行でした。その半年後にはキューバ旅行、さらにバルト3国にも。いわゆる『旅とも』として始まったお付き合いですが、その後、高尾山ハイキングやお食事などにお声がけいただいています。

【コロナウイルスが発生して】

 日本でコロナウイルスが発生してから丸二年が経ちました。発生当初、まさかここまでのパンデミックになろうとは思ってもいませんでした。未だ先が見えず、いつになったら終息するのか?
 昨年12月、カナダ在住の従妹が二年ぶりに一時帰国しました。成田空港から待機ホテルへ直行し3日間を過ごしましたが、その時の対応がひどかったようです。
「囚人のような扱いだった」とかなり怒っていました。帰国前は日本で過ごすお正月をとても楽しみにしていましたが、「もう、コロナが終息するまで日本には帰らない!」と言ってカナダに戻りました。

 この2年で世間の日常は一変しました。行動制限によるリモートワークやリモート飲み会。最近は『リモートで海外旅行!』という企画も耳にします。外資系の会社に勤めている友人は「それだけを楽しみに頑張っていたのに海外出張がなくなった!」と嘆いていました。友人曰く「コロナが終息しても海外出張は必要最小限になってしまうだろう」と。そんな中、リモートワークにできない業務に就いている私は…。

 

 

 

 

【私の組織の仕事はー】

 私の組織の事業を簡単に説明すると、『働く人の安全・健康・快適職場づくりを支援する』といった感じでしょうか。
労働安全衛生に関するセミナーの開催、書籍の販売、事業場へ出向いての職場環境診断や工場の作業環境測定など内容は多岐にわたります。その中で私は、労働者の体内に取り込まれた有害物質(例えば、毛髪中のヒ素,血液中の鉛など)および工場などの空気環境中の有害物質の分析、測定(分析)手法の開発等の業務に携わっています。

 コロナウイルス発生後、全ての事業に影響が出ました。セミナーの多くは参加型・体験型研修のためオンラインへの転換が難しく、また、行動制限により事業場へ伺うことができないため、職場環境診断や作業環境測定などの業務は事実上停止状態となりました。

そんな中、私の職場でも在宅勤務が推奨され、『出勤者80%削減』が言われましたが、今まで在宅勤務をするという想定が全くなかったためシステム等の環境が追い付かず、『在宅勤務という名の自宅待機』という職員も多々いたようです。

 

 

 

【そして、私の仕事はー】

一方、私の仕事は分析機器を動かさなければ始まりません。コロナ禍で依頼数は減りましたがゼロになることはありません。それでも初めての緊急事態宣言が発出された時は、課員8名が2班に分かれ、隔日での出勤となりました。
 しかし、受付から報告書提出まではほぼ終日、その業務に就くことになる分析業務にとって、隔日の勤務では効率が悪く仕事が捗りません。分析機器はもちろんのこと、分析結果も家に持ち帰ることができず、在宅でできる業務と言ったら分析に関する海外文献の調査くらいです。
気がつくと2か月後には課員全員が通常勤務に戻っていました。今現在、私の部(19名)で在宅勤務を行う職員は1週間に1人2人いるかいないか?といった状況です。

 

 

 

 

 コロナが私の仕事に与えた一番大きな影響、それは業務で使用するマスク,ラボグローブ(ゴム手袋),ハンドソープに手指消毒用アルコール、全てが入手困難になったこと。
加えて、プラスチック試験管等もPCR検査に優先され手に入らず、本当に困りました。ハンドソープは自宅近くのスーパーを探し回り、1~2本購入しては会社に運びました。今ではほぼ以前の状態に戻りましたが、放射線滅菌された4-5 mLのプラスチック試験管やサンプルを分取する使い捨てチップなど、物によっては入荷が未だ全く分からないというものもあります。

さて、世間では様々な行事が中止となりました。当然、私の会社でも歓送迎会、懇親会など全て行事が中止となっています。入職40年超えのベテランの方が退職されたときも、本来なら盛大に送別したかったのですが、広い会議室での黙食のみ。
新人歓迎会もないので、昨年度・今年度入職した方の顔が全く分かりません。エレベーターでも会釈のみ、なので『この人はウチの職員?』といった状態です。

 

 

 

【2年を振り返って】

 この2年を振り返って、自分自身の生活が大きく変わったか?と考えてみると、海外旅行に行けなくなったことが一番のダメージだったような気がします。
数年前から『勤続30年のリフレッシュ休暇はどこへ行こうか?』と楽しみに、アレコレ検索していましたが、当然海外へは行けず。それでも3泊4日の国内旅行ができたのは嬉しかったです。その他は・・・先にお話ししましたとおり、仕事の状況は全く変わりません。  
決まった友人(2~3人)とは食事にも行ったりしていますので、以前とあまり変わりのない生活ができているように思います。

 

 

【コロナが終息したら!】

 コロナが終息したら何をする?や~~~っぱり海外旅行に行きたい!今からどこへ行く?と想像を膨らませています。ここまで感染しなかったことに感謝し、これからも感染しないよう最大限の注意を払いつつ、その日が来るのを心待ちにしています!(終わり)

 

 



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