今から15年ほど前に、村田さんが60代の後半の頃<友だち近居>なるものを実践した。親しい友人7名でいろいろ調べたり探したりして4年後、全員一致で個別の部屋を持ち、同じマンションに入居することができた。そこに村田さんは2008年より入居して東京からそこへ通う、という生活を11年続けた。ここで 定期的にパネラーを呼んでお話していだくサロン活動も続けた。
そして80代を前にして、改めて<老いてからの住まい選び>を考えることになった。 その時、自分自身に問いかけた質問はーーー?
・自分の根っこは何か?
・私はいったい何者か?
・これから どのような暮らしをしたいのか?
・安心―安全―活力ある暮らし そして看取り、、、につながる場所は?
・今の住まいは<ひとりでは 広すぎる!!>
など だった。
結果 現在の立川市・昭和記念公園に隣接する住まい型老人ホームに入った。
つまり、老いの暮らしを自分で選択できるうちにー自分の暮らしを考える・決めることが大切である、すなわち<決定の自立>が非常に大切であると、村田さんは強調していた。