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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2023年7月1日

1.背中を押してくれた言葉
   「わたしはどのような暮らしをしたいのか?」

元・NHK解説委員村田幸子さんのお話を聴く機会があった。今、<住み替え>を考え実行しようとしている私にぴったりの内容だった。
会場は満員御礼が出るほどの盛況で、50名の聴衆が村田さんに熱い視線を送り食い入るように熱心に耳を傾けていた。

 

今から15年ほど前に、村田さんが60代の後半の頃<友だち近居>なるものを実践した。親しい友人7名でいろいろ調べたり探したりして4年後、全員一致で個別の部屋を持ち、同じマンションに入居することができた。そこに村田さんは2008年より入居して東京からそこへ通う、という生活を11年続けた。ここで 定期的にパネラーを呼んでお話していだくサロン活動も続けた。

 そして80代を前にして、改めて<老いてからの住まい選び>を考えることになった。 その時、自分自身に問いかけた質問はーーー?

・自分の根っこは何か?
・私はいったい何者か?
・これから どのような暮らしをしたいのか?
・安心―安全―活力ある暮らし そして看取り、、、につながる場所は?
・今の住まいは<ひとりでは 広すぎる!!>

など だった。

結果 現在の立川市・昭和記念公園に隣接する住まい型老人ホームに入った。

つまり、老いの暮らしを自分で選択できるうちにー自分の暮らしを考える・決めることが大切である、すなわち<決定の自立>が非常に大切であると、村田さんは強調していた。

 

 

 

わたしはこの考えが、非常に重要だなあーと勇気づけられた。「本当に、自分は何がしたいのか?」 他でもない自分の最後の生き方を自分で決める、これこそが最後の大きな仕事のようにさえ思えてきたのだった。

村田さんに 強く背中を押してもらった気がした。

 

 
・・・・・・・・・・

 

今現在、45年間住んだ自宅を売却中です。そして、私は一回り小さな賃貸マンションに引っ越しをしました。

実は ある日、ふと気づいたのです。
朝日の光を浴びることができる、眺めのいい居心地のいいマンションでコーヒーを飲みながら、、、
「このマンションは、“これからの私”には 広すぎる!!」と。

わたしの住み替え作戦は、実はここから始まったのです。2023年の4月も終わりの頃 夏が始まろうとしていた季節でした。

 

 

 

 

倉石愛子さん宅の紫陽花

 

 


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