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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2023年9月1日

1.住み替え ドタバタの記 ―その2―

 

7/4に文京区・西片から根津に引っ越してきました。引っ越し前のことは前回7月のHP書きました。今回は、新居に移ってその後をレポートします。

 

1)わたしのお城!? 50年前のワクワク 気分がー

それは まるで50数年前に田舎から上京して、大学のそばに下宿したときのような気がした。これまでの高台のマンションから、こじんまりした建物、坂がないのが何より今の私には嬉しい。広さもこれまでのおよそ半分。家具・本・衣服など持っていた8割を整理した。

 

 

 

2)どんな人が住んでいるんだろう?

さて、ここにはどんな人が住んでいるんだろう? 2か月たったのに、ほとんど住人に会わない。これまで 見かけた人はー外国人(白人ではない、アジア系でもない?)40歳くらいの品のいい奥さん? 学生らしき若者など。あまり部屋が広いスペースではなさそうなので、家族世帯はいないらしい!? 今もって よくわからいノダ。

 

 

 

3)ゴミ捨てって 大変だ!!

一番 戸惑ったこと、ごみ捨てだ。これまでの45年間、マンション1Fにごみ置き場があって、いつでもそこへ持っていけば管理人さんが整理して出してくれた。
ここは各自が決められた日の朝、出すーというのがルール。改めて、自分自身がどれくらいのごみを出しているのか? 他の人のゴミの出し方は?(袋への入れ方、出す時間など)観察の対象となった。今まで気にしなかった点に敏感になった。

 

 

 

 

4)本当に必要なモノは?

 人間が生きていく上で必要なモノは?― 否、私が生きていく上でなくてはならないものは?

この問いかけを、、この2か月、自分で自分に問いかけているような気分だ。以前は収納スペースがおそらく現在の5倍(冗談ではなく、、)はあったと思う。そのため、「とりあえず、ここに置いておこう」と軽い気持ちでモノを買った。今はそれができない。それをしないと決めて、引っ越したのだから。できれば冷蔵庫も小さなものにー買い替えたいと思っている。

新聞をやめた。生協をやめた。ほぼ 2日に1度、食料品を買っている。これからどうしようか? 思案中。

 

 

 

5)謎の庭園?

「どんな処に 引っ越したの?」と多くの友人知人が問いかけてくる。ぜひ。遊びに来てね、と言いたいところだが、以前のような人を招くスペースがない。テーブルがない、イスがない。
 しかし、ごく小数だが、訪れた友人は一様に声をあげる。実は、住居スペースとほぼ同じ広さのルーフバルコニーがついているのだ。そして、そこには青々とした緑が、、、。
郊外に住んでいる友人は「まさか、東京のど真ん中に、こんな緑があるなんて」と、声をあげた。

この件は、またオイオイ 書きたい。私にとっても、まさに「謎の庭園」の存在なのだ。
一体!! 誰が いつ 何の目的で、つくったんだろう!?

この存在が、ここへの住み替えの決め手となったのだがーー。

 

 

 

6)嬉しかった友のサポート

大変な状況の時こそ、人の好意の有難さがわかる、染みる。今回の住み替えにも、多くの人の支えを実感した。HP7月に書いた最近出会った男性Fさん、300冊余の本を引き取ってくれた。そして 前の住まい・マンションの管理人さんー「いいから、出しておけば 僕が後で捨てておくよ」と快く声をかけてくれた。

 

@苦手なITをー

 そして、極めつけは友人OさんとそのパートナーIさん。なんとここから歩いて数分のところに住んでいる。「なんでも 困ったことがあったら 声をかけてくださいね。特に パスコン・TV・インターネットの接続は お手伝いできます。週末 伺いますから遠慮なく」と 言われた。本当に助かった、嬉しかった。

助けがほしい、と思われる人に声をかけるとき「いつでも言ってね」とつい、言いがち。
Oさんはもっと突っ込んで「週末〇日と〇日は、午後から夜は空いていますから」と、具体的に提示してくれた。
当たり前のことかもしれないが、これには本当にグッときた。サポートしますーという気持ちが真っ直ぐに伝わってきた。――こういう言い方って、大切だなあーと教えられた。

 

 

A緑を整えるすべ<術>

 前の項目に描いた“謎の庭園”を、さてどうしたものか?と迷っていた。もちろん、これを作った人(?)の気持ちを汲んで 立派に育てたいと思うものの、一体全体 何をどう手をつけていいかわからない。

そんな途方に暮れていたときに、友人Kさんが「お住まい拝見」と来てくれた。「できるだけ 枯葉はとって、きれいにしておくこと」とまずは最低限度の、ご指導があった。そして、また引っ越して1カ月半たった頃 再び訪れてくれた。
今度は具体的にハサミも使って「これは 切っていいわね」と、実際の枯れ枝やはみ出している枝を取り除いてくれた。傍で見ていたわたしもKさんの様子を見よう見まねでマネして 少しずつ無駄な葉・枝をとり除いていった。

 言葉で、口でアレコレ言われるより、自ら行動で示してくれたKさんのあり様はとても参考になった。秋の訪れが、なぜかとても待ちどおしい。

 

 

 



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