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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2023年11月1日

3.世代交代!! 



 文京区のY邸(古民家)のボランテアに参加して、まる3年が経った。幾度なく、このHPにもここでの体験は触れているが、最近 とみに<世代交代>を実感している。もちろん、私自身がここのボランテアスタッフでは、新米に属するのだが。
その私よりさらに後から このボランテアに参画する人、それも若者が増えてきた。

 

たまたま そのうちの二人の男性と話すチャンスがあった。

 

 

 

 

Xさん・28歳

 IT業界にいたらしい、「僕がやりたいのはこれではない」と思って働きながら通信制の大学で「造園」を学ぶ、此処を卒業後「造園会社」に就職。
Y邸の庭に関わりたくてボランテアに応募。いつの間にか3年が経ってしまった。ここは自分の好きなこと(庭で手入れをする)ができるので、嬉しいですと語った。庭だけでなく、イベントのちらしなどのデザインも手掛けている。寡黙、いつも何かしら黙々と手を動かしている。

 

 

 

 

Yさん・41歳 

爽やかな印象、ずーっとアパレル業界の営業職で働いてきたそうだ。「転職を機会に人生を変えたくなった」というのが、ボランテアを始めたきっかけとか。大柄なので、女性の手が届かない高いところのお掃除や、モノを動かしたり運ぶのに大きな戦力になっている。いつも穏やかな表情で、テキパキ動いてくれる。ボランテアに参加してまだ日も浅いにも拘らず、他のスタッフからも頼りにされている。「ボランテアの帰りに、ちょっと 走っています(マラソン)」というタフな人だ。

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

先輩女性の<ボランテアを始めた動機・きっかけ>を伺うと、「Y邸が好きだから」「古いものに魅かれて」など、が多い。もちろん、これはこれで理解できる。

が、最近このY邸に関わってきた上記の男性たちは、もっと<自分に引き寄せて、自分の変革の1つの手段として>ボランテアを捉えているようだ。そこが、私としては非常に興味深く、新鮮だ。

モチロン、何事もこれまでのやり方を踏襲していくことは大切だ。と同時に新しい発想で、新しいやり方を生み出し、変化させていくことも必要だ。若い新しい人材の参加で、このボランテアという場面の中でどんな変化が起きていくのか? ちょっと楽しみでもあり、ワクワクしてくる。

 

 

 



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