2024年1月1日
2.自分が本当にやりたいこと、そして できること
<セミナーの帰りにー>
10-11月は 私の住んでいる地域・B区のセミナーや講座によく出かけた。そこで改めて気づいたこと。年齢を問わず、学びたいと思っている人は多いということ。ただ大抵が女性、男性は少数派だ。一体 男性はどこへ行ってしまったんだとーと言いたくなるほどだ。
そこでの発見である。誰しもが、つながりたい・語りたいと思っている、ただしきっかけがない、自らは声をかけるまでに至らない。誰かが「お茶でもどうですか?」と言ってくれたら、と待っているかのように感じた。
4回の体験型プログラムが終了した時に、参加した女性(40-70代)7名でお茶をした。その時の会話である。自ら自分の時間とお金を使ってセミナーに参加した方々だったから、積極的であることは疑いがない。
「――を学んだ」「○○のサークルで勉強している」などの話題で盛り上がった。そこでわたしが、口を開いた。「あのーわたし、ボランテアをやっています。どなたか、楽器とか朗読とか、、芸をもっている人いませんか? お年寄りに喜んでいただけるような何かを。わたしのボランテアの一座に参加してくれませんか?」と。
・・・・・しばしの沈黙。
「子供に 読み聞かせをしたことはありますけど、、お年寄りには、、!?」という声があがった。
「じゃあ、こんどはお年寄りにーと考えて、挑戦してみませんか? 誰でも最初はゼロからですから」とお願いしてみた。
<インプットとアウトプット>
真面目で熱心な中高年はインプットには非常に積極的に取り組んでいる。もちろん、それ自体は素晴らしことだ。が、さらに一歩踏み込んで アウトプットするーということまで 行動が至らない。とても、残念だ。
いわゆる義務としての仕事を終えたら、「一体 わたしは何をやりたいのか? 何ができるのか?」を自分自身に問いかけてほしい。
ここまで書いてふと気づいた。今も現役で仕事をしている世代の人にももちろん、あてはまることなのだ。仕事は仕事として、もしパワーがあるなら「一体わたしは何をやりたいのか? 何ができるのか?」を自分自身に問いかけていい。
わたしがボランテアを始めたきっかけは、30代の頃、私自身がボランテアの人々から励まされ助けられた体験があったからだ。
わたしは信仰・宗教を持たないが、「人は人によって支えられている」という感覚が年を追うごとに強くなってきている。
<そして、嬉しいアプローチが >
2023年になって、古い友人から「ゆきさん、<ゆきんこ一座>で座員を募集していますか?」というメールがきた。彼女はオカリナを習っているので、それを披露したいということだった。
早速、施設への出前ボランテアに参加してもらい、活躍している。これは、私にとって今年の嬉しい出来事だった。
さらに、過日セミナーでご一緒した帰りお茶をしたメンバーのひとりから「お年寄り向けに考えたクイズを作って見ました。平井さん、ちょっと見ていただけませんか?」というアプローチがあった。
たとえば<サザエさんの家族の名前とおよその年をあなたは言えますか?>というクイズーなど。 わたしは全くあやふやで自信がなかったが、年上の80代の友人はスラスラと言えた。これにはビックリ!! お年寄り向けには、盛り上がりそうな予感がする!!
このクイズも来年・2024年には<ゆきんこ一座>の演目として、お披露目できそうだ。
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