2024年7月1日
3.さよなら Dr H
昨日は年に2回の定期検診の日、乳がんについて血液検査・CTを実施した。
「問題ないですね、数値も前よりよくなっているし、、。次回はまた半年後にね。12月だけど、平井さん 僕ねここを辞めるんだよね。だから他の先生に引き継ぐけど、、男性がいい?女性がいい?
僕ね、川口に10月からクリニックを開業するんだ。<乳腺科・婦人科 レデース・クリニック>をね。今、40代から70代の女性のガンのうち9%が乳がんなんだよ。手術もいろいろある。術後の再建についても、、人によって違う。術後、結果として胸がなくなるというだけでなく、胸がへこんでしまう場合もある。そういうことで悩んでいる人の助けがしたいんだ、ここ(大学病院)ではそれはできないからね。もちろん平井さんのように気にしない人もいる。でもまだまだ悩んでいる女性はたくさんいるから、、ね」
熱く、彼は語った。 男性医師 40歳。
私の乳がんを執刀してくれた前任のY先生も栄転されて、他の病院へ移動した。
組織で働いている以上、移動・転勤はある。そして 独立することも。
いつもこの先生は ザックバランに自分を語ってくれる。だからわたしも遠慮しないでお話ができた。
「なんだか白髪が増えましたね」とか 「先生の年はいくつなの?」とか不躾なわたしの言葉にも、笑顔で率直に答えてくれた。
或る時、検診結果を伺った後に
「私は何に気をつけて生活したらいいですか?」 と きいたら
「毎日 元気に楽しく生きてください!!」 と、きっぱり!!
さよなら Dr H、 ご活躍を祈ります
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