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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2025年3月1日

3.アトピーが消える島、ハワイで走る
<紹介します・わたしの友人>その29 矢田早苗さん



<私からひと言・平井ゆき子>

早苗さんとは長―い お付き合いになりました。もう20年?はたったかもしれません。最初はアサーション(率直な自己表現)のセミナーで出会い、その後はこのHPをサポートしていただいています。出会った頃は童顔でしたが、チャーミングな笑顔はそのままですが すっかり成熟した大人の女性になりました。 ホノルルマラソンにかける熱い思いに、圧倒されました。

(平井 記)

アトピーが消える島、ハワイで走る
〜ホノルルマラソン奮闘記〜

矢田早苗さん

はじめに

子供の頃から何度か訪れたハワイ。私にとってハワイは、楽しい思い出ばかりが詰まった特別な場所です。そして、行くたびに不思議とアトピーがすっかり良くなってしまう島。そんなハワイに、大人になってからはずっと行きたいと思いながらも、なかなか実現できずにいました。しかし、2023年と2024年、ホノルルマラソンに挑戦することで、ついに念願のハワイに行くことができました。

もともと重めのアトピー肌で、小学生の時から眉毛が全部抜けたり、包帯を巻いて生活するような子どもでした。日本は湿気が多く、ジメジメした気候にしょっちゅう肌は荒れていました。しかし、小学生の時に夏休みにハワイに行くたびに、きれいさっぱりアトピーが治ってしまったのです。ハワイは私にとって、ただの旅行先ではなく、健康を取り戻せる特別な場所でもありました。

 

 

ホノルルマラソンに挑戦!

社会人になってからは忙しく、なかなか旅行の計画を立てることができませんでした。それでも「いつかまたハワイに行きたい」と思い続けていました。そんな中、父が4回ホノルルマラソンへ出場していたこともあり、私にとってホノルルマラソンは身近な大会でした。観光だけではなく、何か目的を持って訪れたいと考えたときに、この大会への挑戦が浮かびました。

私は熱心なランナーではありませんが、ジョギングの経験はありました。ホノルルマラソンは制限時間がないため、「いざとなれば歩けばいい」と考え、参加を決意しました。そんな憧れの大会に、ついに自分も挑戦することになったのです。

 

 

 

初めてのフルマラソン 〜試練の2023年〜

2023年、初めてのホノルルマラソン。ところが、スタート直後に夫が体調を崩してしまいました。何度も「棄権」の二文字が頭をよぎる中、私と夫は11時間30分かけて完歩。夫を励ましつつ、42キロをなんとか歩ききりました。

マラソンコースはアラモアナ公園からスタートし、ワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドを抜け、ハワイカイで折り返してカピオラニ公園でゴールという、まさに壮大なシーサイドコースです。

しかし、途中のハイウェイは炎天下で日陰がなく、かなり過酷な道のりでした。そんな中、沿道の応援が大きな支えになりました。「応援ってこんなに心に響くんだ」と実感し、何度も助けられました。

朝5時にスタートし、ゴールしたのは夕方4時半。すでにゴールの門など設備の片付けが始まっていて、ひっそりとしたゴールでしたが、歩ききった感動はひとしおでした。

「いざとなれば歩けばいい」と思いつつ、実際に全部歩くことになるとは思っていませんでした(想定外!)。その分悔しさもあり、部屋で足を氷で冷やしながら、「来年リベンジしよう!」と夫と誓い合いました。

 

 

2024年のリベンジマッチ!

そして2024年、夫はトレーニングを重ね、準備万端。私は「何とかなる精神」でほとんど練習せずに参加しました。結果は8時間14分でゴール。前年より3時間以上タイムを縮めることができました。

しかし、レース中盤で足が止まるという壁にぶつかりました。練習不足もあり、ハーフマラソン分の体力しかなかったのです。でも、それがまた新たな目標を生むきっかけになりました。「次こそは全部走る」「5時間台でゴールする」—— そう心に誓い、2025年も挑戦することを決めました。

次に向けての工夫はアプリの活用です。スマートウォッチを使い、目標タイムで走るためのトレーニングメニューを作成しました。現在、アプリのプランに沿って、週3回のペースで走り込みを続けています。

 

 

 

 

円安のハワイをどう乗り切った?

日本に帰ってきてからはよく「円安で大変だったでしょう」「ハンバーガーが3千円以上するんだって?」と周りの人から心配されました(笑)。

円安の影響で旅行のコストが高騰する中、節約しながら楽しむ工夫をしました。

  • 飛行機も宿も自分で手配し、宿泊はAirbnbを利用。
  • Google翻訳を駆使し、現地のエージェントと問題なくやり取り。
  • 5キロの米を持参し、自炊生活。
  • 小麦・植物油・乳製品・甘いものを避ける食生活をハワイでも継続。
  • オーガニックスーパーで化学調味料不使用のデリを購入し、朝昼晩に分けて食事。

こうした工夫のおかげで、食費を抑えつつ、体調も万全に保つことができました。

 

 

ハワイの不思議な力 〜アトピーが消える島〜

日本では食事に気をつけても時々肌荒れするのに、ハワイでは肌が驚くほど綺麗になり、アトピーの症状も消えます。行きの飛行機ではあかぎれだらけだった手も、ハワイに着いて2日ほどで傷も閉じ、ツルツルになります。海に入り海水に浸かるのも、肌にとってはいいようです。ハワイは島全体がパワースポットのような、不思議なエネルギーに満ちていると感じます。

また、今回はボディボードを日本から持参し、毎日海で遊びました。マラソンの翌日も海で過ごし、ハワイの自然を全身で満喫しました。

 

 

 

まとめ 〜次なる挑戦へ!〜

ホノルルマラソンを通じて、ただの旅行では得られない達成感と新たな目標を見つけました。2025年は本物のマラソンランナーっぽく、42キロを走り抜けたいと思います! 加えてサーフィンにも挑戦したいです! さらなる成長を遂げ、また新しい自分に出会いたいと思います。

 

 

 

以上

 

 

 

 



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