 

2025年5月1日
4.雪国の温泉にて―栃尾又温泉
ふと思い立って、初めての温泉に一人で行ってきました。まだ3月の始めでしたので、予想通り雪、雪、雪の世界でした。上越新幹線・ローカル線を乗り継いで駅にたどり着いたものの、いわゆる外者?らしいお客は誰もいません。待合室でぼんやりしていたら、乗合?タクシーの運転手さんが「平井さん!」と声を挙げたので、そそくさと乗り込みました。
それもわたしだけ。道の両側は約3メートルの雪の回廊? でも道はちゃんと除雪されていて、スイスイと車は走ります。もちろん ひとっ子一人外には出ていません。
予定より早く、宿にたどりつきました。東京の我が家を出たのが朝8:30、宿に着いたのがちょうど正午、かっきり3時間30分かかりました。
雪に埋まった宿に2泊滞在、ぬるいお湯にまったり浸かって3日過ごしました。
お部屋が7つしかない、小さなお宿。読書室や食事処はこじんまりしていましたが、とても素敵に整えられていて、心からゆったりのんびり過ごすことができました。
朝・夕食の場では、他のお客さまと一緒になりますが 程よく距離をおいての位置で全く気になりません。美味しい食事―それも豪華というより、地元の山菜を丁寧に味付けしてありました。日本酒1合で、すっかりいい気分にー。
読書室に懐かしい漫画・雑誌があって、すっかり読みふけって時間がたつのも忘れてしまいました。
ここ数年は箱根・湯本の“羽衣”―が定宿となっていましたが、これからここも病みつきになりそう!!-という予感がしています。
新潟県・南魚沼・栃尾又温泉です。季節ごとどのように周囲の自然が変化するのか?それも楽しみです。
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