昨日の龍笛の演奏は、ご縁あってのボランティアの時間でした。
自分の時間とエネルギーを使って、その時出会った他人様に奉仕すること。
不思議に帰宅してそんな活動を振り返り、朝までとても満たされたよい心もちが続きました。

これは・・・なんだろう。
とても不思議な感覚でした。
ボランティアを率いている方が、いろいろと求めるばかりではなく、私たちは今自分にあるものを与えていく時期だという話をされていて、私は妙に合点がいったのでした。
確かにそうです。

私は自分のもっているもの、経験や技術等々にぼんやりした不安があって、そんな完璧ではない中途半端な自分が他人様に何を伝えられるのだろうと、一見謙虚、実はいき過ぎた自己卑下感覚があって、やや躊躇していたのですが。
あぁ、これは私が間違っていたと素直に感じました。
今ある私で十分なのだと。
今ある自分の最善を世界に捧げればいいのだと。
今の精一杯。心を込めて。
それでいいのでした。

少しずつでも成長を止めないで、一歩一歩を歩んでいく。
それを聴いていただく、受けとめていただく。
それがこんなにも嬉しいとは。
予想外でした。
最近、過去の思いこみを上書きする機会が続いています。
ありがたいことです。 |