 

2025年7月1日
4.旅で気づいたこと・考えたこと
昨年の秋ごろからパックツアーに参加するようになった。もちろん、これまでのように ふらりと誰にも告げずに一人で出かけてもいるが。
一人の時と大勢と一緒の時では自ずと自分自身の行動が変化するし、自分の中に違うアンテナが立つようだ。
最近のパックツアーで、ちょっと驚いたことがあった。
パックツアーといっても一人参加もいるし、お友達や家族2・3人で参加している人もいた。3日間の行程で、毎日バスのお隣さんが変わる。心の中で「いい人が来ますように」と つい、念じてしまう。

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北海道東部、釧路あたりを巡る2泊3日の旅に参加した。
2日目、とても感じの良い同世代の女性が隣だった。若い頃に一緒に働いていた女友達3人と参加とのこと。東京の出身だけど、現在は関西在住、温泉が大好きで有馬温泉によく行きますーと語った。
ならば、と思い立って「昨日の夜は、露天風呂 行きましたか? いいお湯でしたね」と話しかけた。
するとー「ああ 露天風呂がありましたね、でもあそこは混浴だったでしょう!?」と 言うではないか!?
「いいえ、違いますよ。夜の7時から10時までは女性専用でしたよ。入り口の暖簾に掲示されていたし、お部屋の御案内にも書いてありましたよ」とわたしは告げた。
「あら、そうなんですか。ちっとも知りませんでした。私たちは3人で来たんですが、一人めちゃめちゃしっかりした人がいて、もうその人の後にくっついていくーという感じで お部屋の案内も見ませんでした」という返答でした。そして、露天風呂に入り損ねたことを、心から残念がっていました。
―― 確かに 中でしっかりした人がいると、つい その人に頼って<自分で情報をキャッチしようとしない>ことは起こりうることであるが。
なんと、もったいない!! とわたしは思ったのだった。
人任せ・添乗員さん任せにするーこれも確かに楽ちんで心地よい面もある。が、私は絶対にしない。せっかく、旅に来たんだから自分の目と耳を働かせて情報をキャッチする、その結果 思いがけない発見・出会いがあるかもしれない。それが旅の醍醐味ではないかしら!?
まあ、いろいろな人が世の中にはいるんだなあー。改めて 再確認した。
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