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2026年3月1日

4.なつかしい武蔵野を歩くー 冬枯れのある日


2026年1月のある日―東京の西、武蔵野を歩いた。
東京の1月は雨も少なく、清々しい青空が続く。18歳まで雪深い新潟にいた私は「一刻も早く、この雪の中から脱出するぞ」と思っていた。天気予報で「裏日本は雪、東京をはじめ関東、表日本は晴れ」というニュースを恨めしく!?聞いていたのだった。

1970年に大学卒業後、勤務地が小平だったので3年ほど武蔵小金井に住んでいた。まだまだ当時は(だって50年以上も前だもの)緑が多く、週末ははけの道、野川周辺をよく散歩したものだった。

 

そして、久しぶりに歩いてみて時の流れを実感すると同時に<あの頃の私>そして<それからの私>に思いを巡らす時間となった。

当時Mというボーイフレンドがいた。彼は早稲田大学の後輩で、当時バリバリの学生運動家だった。デモで捕まって、Mが府中刑務所に入り何度か面会に行ったことも、今となっては懐かしい。
私が社会人になって、しばらくしてお付き合いは終わった。が、Mもコピーライターとして活躍して電通だったかナントカ?新人賞をとり売れっ子になった。林真理子さんがコピーライターとして活躍していた頃?と同時代だったようなが気がする。
が、Mはあっけなく30歳になる前に病気で亡くなった、と風の便りできいた。

武蔵野を歩きながら、ふとこのMのことを思い出していた。もう私にこういうボーフレンドがいたことさえ、知っている友人はいない。

 

 

今回初めて<滄浪泉園>に行った。はけの源泉やお地蔵さんがあり、なぜかほっこりした気分になった。平日のせいか、誰もいない。すこしアップダウンはあるものの、林の中の散策は、、、心が洗われる思いがした。

まだ残っていた武蔵野の風景を心ゆくまで味わうことができた。
ちょっぴりセンチメンタルな甘酸っぱい気持ちになってー。

 

 

 

 



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