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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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1998年7月

その1 ムカツク

人それぞれに、言って あるいは聞いて不愉快な言葉があると思います。

あなたは どんな言葉に それを感じますか?(ちなみに私の友人に 「イキザマ という言葉がきらいだ、響きが美しくない」と言った人がいました。)
 
2週間続けて、とある銀行の中堅女性研修に行った時のこと。

そもそも、”中堅” という概念そのものがあいまいで、参加したメンバーの70パーセントは「私は 中堅なんかではありません。」「だいいち、ここにきたくてきたわけではありません」という顔をして、スタート時に座っています。

「あなたの仕事の喜びは?」という問いに「えー?!」という声をあげて反応します。

「今、自分がやっている仕事に喜びをみいだせない人は 辞めたほうがいいですよ。イヤイヤ仕事をしていたら、それだけで職場の公害になっているのだから」と言うとスコシ顔つきがかわってきます。

女性、それも社会人5年目くらいまでは「現状に不満をもち、その不満をどこにぶつけていいかわからないイラダチ」を抱えている人が多いようです。私自身がそうでした。

問題はこの時期をどう自分で乗り切っていくかですが。なかなか 出口が見つからず、現実からの逃避という形(無意識にしろ)で結婚を、家庭にはいることを選択する人も多いですね。
 
ともあれ、今回気になった言葉、それは…。やたらに「私たち女の子は…」と使うことです。

勿論 本人は意識していないのでしょう。

でもナントナク甘ったれた言い方、男性とは一線を画したこの一人称に私ははらだだしさを感じていました。

 「私はカワイイ、か弱いオンナの子です。一生懸命やっているのに上司はわかってくれない!」という論調?に本当にもうウンザリしてしまったのです。

とうとう銀行研修の最後に「もう、自分のことオンナノコというの、やめない?みなさんは立派な一人の職業人です。私ヒライはこう思う、と自分個人の考えを発言するようにしましょう。」と言ってしまいました。

トニカクもう辞めてくれ!って感じです。「私たちオンナの子は…」という言い方。


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