□□ □ Book Diary □ □
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8月7日 外交敗北 重村智計 講談社 面白かった。 アメリカ:肝の据わったヤクザ って感じかなあ。 英雄の哲学 矢沢永吉×イチロー ぴあ 永ちゃんの音楽は聞いたことがないけれど、本は好き。というわけで、 一流ゆえに世間とどう折り合うか、が難しい。 その話を大変謙虚にするところが、永ちゃんの素敵なところ。 逃げ道 フランソワーズ・サガン 新潮文庫 サガンの小説でまだ読んでいないものがあったんだ。 書評を書く(仕事として)ならば、「極上の娯楽小説」と書いてしまう ためらいの倫理学 内田 樹 角川文庫 全部は読んでいない。 「母親(あるいは妻、あるいは娘)である前に一人の女でありたい」 だよね。と思った。 社会の中で生きていくための知恵としてではなく、それは生きること 雅子ちゃん、結婚して10年以上経って、いまだに現実と折り合えない あとがきは、高橋源一郎。 もしこの本が、もっとずっと前に存在し、そしてそれを読んでいたと らしい。そうですか、そうですか。 骨盤教室 寺門琢己 幻冬舎 下腹部の乱れが気になるお年頃。 料理通信 7月号 料理通信社 いろいろあって、創刊に至った雑誌。 創刊号だから、編集部が一番訴えたいものがくるんだと思う。 ソワニエって最上級顧客ってことで、ううむ、なんだかなあ。 たとえば古書店の主人が、態度が横柄な客に「○○という本はあります 「好かれる上司になる!」という特集を、実際に好かれている上司は、 |
7月17日 ライブドア監査人の告白 田中慎一 ダイヤモンド社 ライフワークのライブドア関連。 カリスマはいらない。 和田勉 日経BP社 ライブドア関連に続き、今度は社長本。最近の読書傾向は実になまぐさ 社長ブログを愛読しているくせに、社長ブログについては否定的な見解 しかしながら宇野さんのブログは、終了することなく数ヶ月以上放置さ もしも、私があなただったら 白石一文 光文社 彼の作品は、ずっと追いかけているように思うけれども、これはどうな 虹の彼方 小池真理子 毎日新聞社 小池先生、素敵。多作ってほんと偉い。 愛の流刑地 渡辺淳一 幻冬舎 友人のライターから少し前にコメントを求められたのだけれど、未読。 先日雑誌で、林真理子と渡辺淳一の対談を読んだ。双方新刊が出たばか 中学受験バイブル 荘司雅彦 ライブドアパブリッシング さっくりこういう本にも目を通す。 世田谷一家殺害事件 斎藤寅 草思社 一気に読んだ。怖い。すごく怖い。そういう思いで殺人を犯すならなん |
5月14日 中学受験で子供と遊ぼう 高橋秀樹+牧島博子 文春文庫 学力が伸びる塾の活かし方子供の活かし方 中学受験 はじめの一歩から 中学受験 偏差値40からの大逆転合格法 週末一気に4冊読んだ。 でももちろん本には、「間に合わない」とは書いていない。 息子がなぜかいきなり「受験しよっかなー」と言い出し、あらあららら 秋の森の奇跡 林真理子 小学館 すっかり恋愛小説づいている。 そして、林真理子。 ベッドの中での男の人の幻想ってあると思う。 この小説は40代女性をターゲットにした女性誌で連載していたもの。 その人のことが大好きで大好きでたまらない。 |
5月6日 40 翼ふたたび 石田衣良 講談社 初・石田衣良。 きみの歌が聞きたい 野中柊 角川書店 夜の公園 川上弘美 中央公論 結論から言うととても好き。2冊とも。 心が通い合わないけれど、波風を立てずに夫婦でいつづける夫婦。 わたしも、うんと年下の男の子と付き合ってみるかな、とふと考えた。 ソファに横になって本を読んでいたわたしに、夫が「れんちゃんは、ニ ライブドアとの戦いの日々 そういう情緒的な暮らしの反面、お風呂でアロマオイルをたらしながら ヒルズ黙示録 検証・ライブドア 大鹿靖明 朝日新聞社 というわけでこいうのも読んでみたりとか。 ひとつ思ったこと。服装なんて関係ない、と言っていたほりえもんはい 星をつかむ料理人 吉野建・源孝志 新潮社 この本を出してから、さらなる時を経て、ようやくひとつ星を手にした いつも思う。 人生なんて、反省や後悔だらけだと思う。 |
4月15日 顔のない裸体たち 平野啓一郎 新潮社 ある雑誌でやっている書評ページで、少しだけ出世して、大きな記事を 出会い系が悪いとは思わないし、セックスだけが目的の関係ってのもそ 文藝春秋 4月号 もちろん春樹さんの文章が読みたくて。 そして何気に目にとまったのが、三田誠広の文章。 ひなた 吉田修一 光文社 すごく時間をかけて読んだ。 |
3月26日 青山娼館 小池真理子 角川書店 ずいぶんと前に読んだのだけれども、わたし的には小池真理子ベスト だけどもひとつ、それはないだろう、と思ったのは、主人公が子ども 人、旅に出る 新井敏記 講談社 『SWITCH』インタビュー傑作選だそうで、最初のヴィム・ベンダース もうちょっと別の描き方はないものかしらね。 しかし心に残ったのが、借金まみれの勝新太郎の言葉。 ううむーー。 |
2月5日 誰よりも美しい妻 井上荒野 マガジンハウス これは好き。 こういう男の人って、確かにいるんだろうな。 私一人 大竹しのぶ 幻冬舎 あーわたしもそれ、買おうかと思ったんだけど、買うほどじゃないか いやはや、だって素敵だもん、しのぶさん。 だけどもまあ、さんまちゃんとは、合わないでしょう。それはまった それにしても、束縛するのが好きで、嫉妬深いのに、なぜか私は一緒 赤塚不二夫のことを書いたのだ!! 武居俊樹 文藝春秋 これは仕事で読んだ本。だけども、心に残ったので記録。 恋愛について、話しました。 岡本敏子×よしもとばなな これはずいぶんと前に読んだんだけど、いつもアップする前に忘れ 下流社会 三浦展 光文社新書 じつはこの人のことを、ちょっとバカにしていたというか。 「個性を大切に」なんて考えて、自分の生き方にこだわるのが下流。 ばななちゃんは、自分の生き方にこだわっていても、才能があるから、 |
1月15日 砂漠 伊坂幸太郎 実業之日本社 行きつけのヘアサロンのお兄ちゃんが、いつも熱心に読書している 水曜の朝、午前三時 蓮見圭一 新潮社 いちいち帯にけちをつけつつも、けっこう帯に惹かれて(というか まぼろしのロンリヴィル エラン・クロバンド 中田香訳 求龍堂の本は何とはなしにチェックしてしまう。 ふらんす 80年の回想 1925-2005 白水社 大学生の頃、フランス語が好きだった。けっこう熱心に勉強したの そしてふらんす。学生の頃時おり買って読んだ。 80年の回想となっているけれど、実際には1925〜1979までの本誌 大学卒業後、わたしの興味はイタリアに移ったのだけれど、とりあ クリスマス・ストーリーズ 角川書店 基本的にアンソロジーというのを買ったことがなかったのだけれど、 いや、しかしな。やっぱり無理があるのでは。男性作家陣。 自殺同盟軍 鈴木剛介 角川書店 まあふつうに面白く。でもまあふつう。 執筆前夜 CW編集部編 新風舎 酒井順子さんの、書き続けるコツ、がえらいな、と思った。 |