1757年にロバート・ブラウンを中心とする起業家集団による磁器会社が、ロウストフト(Lowestoft)で設立された。初期にはブルー&ホワイトの作品のみが作られており、エナメル絵付け作品が一般的になるのは1770年代以降だとされている。中国風のブルー&ホワイトやナイーブな花柄の上絵作品などが人気を得て、同窯は1799年頃まで40年以上に渡って存続した。
なお、中国からの輸出磁器(硬質磁器)で"Chinese Lowestoft"と呼ばれる作品群との間でしばしば混同が起きるが、全く別物であり、明確に区別する必要がある。
参照 ref |
写真/image | 作品/title | 製造年代 circa |
LT1 | 「いるか」のクリーム差し Dolphin Ewer |
1775 | |
LT2 | ティーボウル Tea Bowl |
1790 | |
LT3 | ソースボート Sauceboat |
1770 | |
LT4 | コーヒーカップ Coffee Cup |
1761 | |
LT5 | 受け皿 A Saucer |
1775-85 | |
クリーマー |