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まず第一に今までの治療でよくならないか、副作用のため十分な効果が得られないこと。
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次に使うからには効果がはっきり確認できること。
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さらに副作用のモニターも含め、経過が私に把握できることです。
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原則的に1ヶ月以内に有効性が確認できないか、副作用が出た場合中止していただくことになります。有効性を確認するため、症状がない場合は開始しません。
有効性の確認は漢方を飲む前の1ヶ月間の症状で一番軽い時をうわまる必要があります。たとえば漢方を飲む前1ヶ月で下痢がない日はなかったが、飲んで1ヶ月以内に下痢がない日が出てくることなどが有効性の証明になります。そこまで行かなくとも14−5回の下痢(2桁)が2−3回(1桁)になるとか、肉眼的出血が漢方を飲む前の1ヶ月間ない日はなかったのに漢方服用後ない日が出現するとか言う具合にのみ有効と判定します。白血球除去などの治療中の患者さんは効果が判定されたあと効果が不十分とか効かなかった場合のみ対象です。効果の判定には、ある期間(効果が判定できるまで)他の治療を変化させないことも条件です。漢方の場合は早ければ1週間以内、遅くても1ヶ月以内です。漢方を試す場合はそう言う面からすると長くて約1ヶ月の治療のあいだ他の治療の追加をしないことになります。漢方に限らず白血球除去もほぼ同じ条件なので白血球除去を行った場合は他の治療をしないことになります。
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副作用の確認は服用中に症状(血液異常)が生じ、クスリの中断によって消失することを確認してに判断します。漢方以外のクスリを併用していた場合、副作用が起きた場合漢方による副作用のの確認が出来ないため漢方以外のクスリは総べて減量し切っていきます。また他のクスリの助けがないと緩解を維持できないようであれば今の段階では漢方を中止していただくことになります。
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最初、(約5年前)この漢方の開発は白血球除去の限界、ステロイドの限界の患者さんが対象でした。白血球除去は元々リウマチの患者さんのために考え適応した方法ですがそれを約20年前私が始めて潰瘍性大腸炎とクローン病の患者さんに適用した方法です。約20年白血球除去を続けた私のデータでは白血球除去で効果がある人も効果の維持のため毎月1回継続することでのみ再燃を防げるので今の5回2クールではいずれ再燃することになるのです。元々この漢方は白血球除去もステロイドも無効な人のために開発したものなので、今までの患者さんのデータからは明らかに効果の面では遙かに優れているようです。しかしながら、まだ約800人程度、最大5年の経験しかありませんので副作用の面などは十分わかっていません。それをチェックしながらでないと使うわけにはいきませんので、必ず経過表というもので経過のやりとりをしていく必要があります。 |