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2003年4月
Italy(4/21-4/22/03)
Italy(4/23-4/24/03)
Italy(4/25-4/27/03)
Germany(4/27-4/29/03)
Denmark(5/1-5/3/03)
2003年5月

Seek first the kingdom of God and His righteousness,
and all these things shall be added to you.

My Diary (Germany)

5/1/2003

ハンブルク空港

オイロペーシャーホフを10時にチェックアウトし、ホテルの真ん前のハンブルク中央駅から出ている"Airport Express" という空港と中央駅を結んでいるバスに乗りました。バスは15分おきに出ていて、 片道は4.60ユーローです。片道かと聞かれたので、"Einfach(アインファッハ)片道" と答える。余談ですが「einfach」は「簡単な」という意味もあります。 「往復」は何だったかな・・・。間違っているかも知れませんが(笑)、「Hin und zurueck(ヒン・ウント・ツリュック)」 だったと思います。25分もすると空港に着きました。出発の2時間半以上前に着いてしまいました。 でも、空港では2時間も4時間も待つのが苦痛でないのは何故なんだろう。 ハンブルクからコペンハーゲンは50分。実際空を飛んでいるのは40〜45分くらいだと思います。 私はわくわくしていました。わくわくとドキドキが入り混じったような気持ち。 2月にコペンハーゲンのモーちゃん(2つ前の会社の元ボスで今は年金生活をしている) に当初5月上旬から2週間ヨーロッパに行く予定をファックスで送り、 その返事を貰って随分経ってしまってから、私の最終的なスケジュールをファックスしたのが出発の直前でした。 毎年私の旅行がハッキリ決まるのが3月〜4月上旬だったりするので、 2月にfixしない限り、3〜4月までスペインの別荘で過ごすボス夫妻とは、 いつもすれ違いで、会えるかどうかは私がコペンハーゲンに着いた日に初めてわかるというような感じです。 今回はコペンハーゲン中央駅のすぐ傍のアイビス・スターホテルに2泊することにしました。 さて、今年もモーちゃん達に会えるのだろうか。

詩篇23篇

ドイツのホテルにもギデオン社の聖書が置いてあります。 私は自分が好きな詩篇23篇を開き音読しました。 参考の為に下に書いておくことにします。 ホテルにあったのではなく、私が持っている聖書『Gute Nachricht Bibel』の方から引用します。 必ずしも対訳にはなっておりません。



	ドイツ語				英語(TEV)



	Der Herr ist mein Hirte;                The Lord is my shepherd;

	darum leide ich keine Not.              I have everything I need.		



	Er bringt mich auf saftige Weiden,      He lets me rest in fields of green grass

	laesst mich ruhen am frischen Wasser    and leads me to quiet pools of fresh water.

	und gibt mir neue Kraft.                He gives me new strength.

	Auf sicheren Wegen leitet er mich,      He guides me in the right paths,

	dafuer buergt er mit seinem Namen.      as he has promised.



	Und muss ich auch durchs finstere Tal-  Even if I go through the deepest darkness,

	ich fuerchte kein Unheil!               I will not be afraid, Lord,

	Du, Herr, bist ja bei mir;              for you are with me.

	du schuetzt mich und fuehrst mich,      Your shepherd's rod and staff protect me. 

	das macht mir Mut.


4/30/2003

ツェレ(Celle)

教会で昔ドイツの音大に留学していたMさんが、ドイツ人から勧められたある町に行ってみてと言われていたのですが、 肝心の町の名前を忘れてしまったとかで、旅行中にメールで知らせるということでした。 そこで、先日日本語の読める環境だったPCで、それはツェレだとわかったので、 さっそく行って見ることにしました。名前だけは昔から知っていましたが、 どういうところなのかは良く知りませんでした。 あいにく小雨が降って来たけれど、ツェレの街には小雨が良く似合います。 しっとりとして、緑が美しく、何の花の香りだか分らないけれど、 ずっと甘い香りがしました。途中で、すずらんの花が沢山咲いているのを見ました。 北海道でも、あんなに沢山のすずらんを見たことがありません。 余談ですが、「すずらん」って、英語では「a lily of the valley」、 ドイツ語では「Maigloeckchen」と言います。「chen」ヒェンというのは小さいものに対して付けるようです。 「谷のゆり」「5月の小さな鐘」ですか・・?

今、例によって遅い昼食。お城の傍のSchloss cafe "Vis-`a-vis"(フランス語表記出来ませんが)というところです。 ヴィザヴィと読みます。これは時事英語でも良く使われ、「向かい合って」とか言う意味だったと思います。 何故かお年寄りばかり・・。多分団体客なのでしょう。何だか自分が子供に見える。(苦笑) チリコンカーンとミネラルウォーターを注文する。おいしかったけど、やっぱり量が多い。 2/3は残してしまいました。ミネラルウォーターは「Ohne Gas(=without gas)」 と言うのを忘れた為に「Mit Gas (=with gas)」のが来てしまった。(^_^;; 雨が降っていたのでずっと長居してしまいましたが、 市庁舎の方に向かって歩き出すと、今まで見たこともない木組みの可愛らしい街に出ました。 歩行者天国のように人で賑わっていました。メインの通りを左右に見渡しても、 どこのお店も古い木組みの家でした。月並みですが、おとぎの国、童話の中の街に迷い込んだ感じです。 ベネトンもマックも、メルヘンチックなお家の中にある。とにかく可愛い。 私は建物が好きで、良く建物の写真を撮るのですが、どれも可愛くて取りきれないので、 途中で止めました。 撮り終わったと同時に、カメラが故障。リチウム電池が切れたのかも・・。 明日からいつものデンマークだし、同じだからまっいいか。(^_^;;

リューネブルク(Lueneburg)

ニューネブルクは小さな街で、東駅と西駅が向かい合っている面白い駅でした。 街並みが可愛らしい。(ドイツはこうでなきゃ!) のんびり散歩をするのにちょうど良い。沢山の市場が広場に出ていて、 野菜や果物、お菓子、植木など、たくさん売られていました。 私は、おみやげと自分用にマーガレット(margerite)やすみれ(veilchen)などを買いました。 ちゃんと育つのだろうか・・? St. Nicolas, St. Johanis Kircheを訪れる。教会はどこも古い匂いがして独特です。 神様の御臨在が感じられない。塔の高さよりもっと遠くに神様がいるかのようでした。 教会を出る時、以下の御言葉が心に響いて来ました。

また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。
神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。(ルカ17:21)
No one will say, "Look, here it is!' or, "There it is!';
because the Kingdom of God is within you."

リューベックのキリスト教書店で買ったCDに入っていた「御手の中で〜、 全てが変わる感謝に〜」の歌を歌いながら歩いていました。 何か毎日心の中で、ぐるぐる繰り返されて歌っている・・・。 昨年も体験しましたが、ヨーロッパを一人で旅していると、 日本と違うので色々不自由なことやトラブルが起こることも考えられますが、 何かが起ったとしても、全てが主の御手の中にある、ということを心の底から実感出来ます。 日本で暮らしている時ももちろんそうですが、旅行中は特にそう思えるのです。

気がかり

今朝はちょっと早めの朝です。 朝食はよりどりみどりでリッチですが、考えてみたら、 日本での私の朝食は紅茶とトーストくらいの簡単なものなので、 zu viel(=too much)に思えて来ました。でも、ここのホテルは朝食付きだしなぁと、 今朝も沢山食べてしまった。(^_^;; 私の為にお祈りをしてくださっている方々の故に感謝し、 今日も一日入ると出るとを守られ、主と共に聖霊に導かれて歩むことが出来ますようにと祈りました。 ホテルを出てインターネットカフェに行く。 そういえばネットに繋ぎまくりの旅行は今回の特徴だ。 というか、Yから来るかも知れないメールを毎日チェックしたかったのよね。(苦笑) こっちに来てもYのことが気がかりで仕方がない。 一度メールが来ていたけれど、その後に出したメールの返事がないのが寂しい。 ストレスになったら可哀相だと思うので控えていたけど、 やっぱりメールを出してしまった。いつも思い祈っていますと。 ローマ字で書くのってどこで区切ったら良いのか、良く分からないので、 英語で書きました。 色々なことを考えると、苦しくて、胸が押し潰されそうで、切ない・・・。 こんなに切ない旅行は初めてかも知れません。

秩序

イタリアとドイツは本当に対照的な国だとつくづく思います。 どっちが良いかはそれぞれだと思いますが。 神経質な私はドイツの全てが心地良いです。電車はきれいで快適です。 案内なども、プラクティカルで親切な感じです。 イタリアはあまりにもひどかったです。 (K子が入った電車のトイレが汚かったというので、私は入らなかった。(^_^;;) 街もドイツはきれいだけど、イタリアは道路がゴミだらけ。 地下鉄の落書きは、ヨーロッパのどこの街でも見たこともないくらい最悪でした。 電車の車両と窓ガラスまでもスプレーで汚れていました。 歩きたばこはそこら中だったし、余談ですが、恋人のラブシーンも半端じゃないくらい(!) 多かった。(*^_^*)今まで訪れたヨーロッパ10数ヶ国で最高だったんじゃないかな。 さすが、イタリア!(笑) 実は、フィレンツェからローマに帰る電車ですが、 最初は35分遅れだったのに、いきなり1時間遅れ、暫くすると2時間・・・と、 どんどん遅れて行きました。 もっとも、ヴェネチアからフィレンツェ、ローマ、ナポリ、という長距離列車だったので、 遅れがちなのかなとは思っていました。 私は、電車が遅れることよりも、K子の火山がいつ爆発するかの方が気になりました。(苦笑) でも、彼女は、イタリアは時間通りにはならない、ということがだんだんわかって来たようで、 ローマに予定より2時間30分遅れで着いても、殆ど文句は言いませんでした。(^_^)

1997/5-2002/10までの日記は、諸事情により、当面非公開とさせていただきます。