[トップページへ]

2003年4月
Italy(4/21-4/22/03)
Italy(4/23-4/24/03)
Italy(4/25-4/27/03)
Germany(4/27-4/29/03)
Germany(4/30-5/1/03)
2003年5月

Seek first the kingdom of God and His righteousness,
and all these things shall be added to you.

My Diary (Denmark)

5/3/2003

休暇も終り

昨夜のモーちゃん宅での楽しかったことなどに思いを巡らしながら、 早めにホテルをチェックアウトして、コペンハーゲン中央駅から空港に向かいました。 今年は成田への直行便が満席だった為に、フランクフルト経由になってしまいましたが、 旅行中にずっと考えていたYへのプレゼントを買うことが出来ました。 コロンだけれど、彼は喜んでくれるでしょうか。 最初の一週間はK子とのドタバタ珍道中で、彼女にはハラハラし通しでしたが、 事故なく守られたことに感謝。後半の一週間は、いつものようにイエス様との静かな旅となりました。 普段仕事人間で、なかなか気分転換が出来ない私です。 仕事から完全に離れた二週間の休暇は、私にとってはとても大切な休養でもありリフレッシュの時です。 来年の休暇の為に、又、11ヵ月半頑張って仕事をしよう!(笑)

昨日のトピック

毎年モーちゃんのところに行くと、「S、この一年どうしていたのか聞かせて。(^_^)」 とミセスに聞かれるので、いつも一気に色々なこと(プライベートな出来事から、 旧H社(今は撤退してしまいましたが、二つ前に勤務していたデンマークの会社。 モーちゃんが社長で私はその秘書でした。)の人達のことや日本の政治の話まで)を話すのがとても楽しみです。 今回の大きなトピックは言うまでもなくYのことです。 私は、Yにヨーロッパを見せたいと思っているので、一緒に連れて来たかったけれど現実的には難しいので、 代わりに彼の写真を持ってきました。(爆) 以前ファックスでYのことには触れていましたので、さっそくその写真をミセス達に見せました。 「Mrs. R、この写真はちょっと疲れた顔をしているけど、本当はもっとハンサムでもっとチャーミングなんですよ。(*^_^*)」 というと、「S、この写真でも、充分ハンサムだってわかるわよ。(^_^)」とミセス。 Yとはどこで知り合ったのかと聞かれたので、駅で彼が会社のキャンペーンで繰り出されて仕事をしていた時で、 普段はアンケートは避けて通る私ですが、語学に関するものだったのでたまたま答えているうちに意気投合したこと、 そして、2回目に会った時に手料理が食べたいと言われて驚いたことなどを話しました。 家に呼ぶことになって、スパゲティのリクエストが普段作らないクリーム系だったので、 本を見ながらカルボナーラを作ったけど失敗した時の為にペスカトーレも作ったことを話しました。

私は一気にミセスに話していたのですが、横でモーちゃんもしっかりそれを聞いていたらしく、 ふと気がつくと、いつの間にか書斎から料理の本を持って来ていて、 カルボナーラの作り方のページを開いて私に見せました。(でも、デンマーク語でさっぱりわからない。(笑)) いつのまにこんなものを捜して持って来たのかと思いました。(笑) 「S、カルボナーラは簡単よ。他にもわからないことがあったら、 すぐに英語に訳してファックスしてあげるわよ!(^_^)」と、ミセスは言いました。 本当に良い人達、と思いました。(^_^)そういえば、当時ドイツ語の先生Tに片想いしていた時も、 みんなに写真を見せたりしていた。彼に告白したら、「あなたは特別な人。尊敬しています。」 と、好きだけど恋愛感情ではないことを告げられました。あの時も、モーちゃん宅のパーティで、 着くや否や「Mrs. R.、お話があるの。」と言った私のことをホスト役で忙しい中にも気にかけていてくれて、 暫く経ってから「S、お話があると言っていたのに、ごめんなさいね。」と言って、 来てくれて、私の一連の話を聞いてくれました。私が「ヨーロピアンにとって『special』『respect』 ってどういう意味なんですか。」と聞いた時も、「恋愛感情とは違うかも知れないけれど、 リスペクトはとてもハイクオリティなことなのよ。」などと答えてくれたものでした。 ミセスは、私ばかりではなく、一人一人に対してそうなのです。とても、愛情の深い女性で、 私の理想の女性です。私もミセスのように、誰に対しても愛情を注げるような女性になりたいと思う。


5/2/2003

のどかな風景

毎年見ている景色。小さな湖。(モーちゃん宅の)モーターボート。 色々な種類の鳥たち・・。いつもいるつがいのダック。 静かでのどかで、全く東京とは別世界だ。 モーちゃんに連れられて、ベランダから下に降りて10数メートル下にある湖のところに行くと、 本当に驚いたのですが、何と白鳥が湖のほとりに巣を作りメスが卵を5個暖めていました。 (わ〜ん、カメラが壊れていなかったらなぁ〜!写真が撮れないのは残念!) オスはちょっと離れたところで、モーちゃんが言うには『リラックスしている』 ようでしたが、夜になると巣に戻ってくるらしい。 白鳥は一生涯同じパートナーと寄り添っているのだとか。偉いね。(^_^) 最初にこの巣を見つけたのは息子のRRMで、モーちゃん達がスペインの別荘に行っている時だったそうだ。 最初はボートをつける場所で邪魔になるので、棒を使って巣を移動させようとしたけれど、 棒は折れて巣はビクともしなかったそうです。それで、もっと頑丈な太い棒で、 やっと移動させるのに成功したんだとか。最初白鳥は、自分の巣が移動したので「?」 マークだったようですが、すぐに順応して続きを作り始めたそうです。(^_^)巣の材料は、 湖にしっかり生えているストロー、というより丈夫な細い棒のようなもので、 私が片手で折ろうとしても難しいです。実際白鳥がどのように巣を作っているのかを見て見たいものです。 卵がかえったらどうなるのだろう。RRMが後でデジカメの写真を送ってくれるという。 とても楽しみです。(^_^)

PRM宅へ

PRMというのは、元ボスのイニシャルで、通称モーちゃんというのは、 ファミリーネームの頭を取ったあだ名です。私はMr.Rと呼んでいます。 奥さんはSRM。通称ミセス。私はMrs.Rと呼んでいます。デンマークでは、 ミドルネームもファミリーネームなのです。今日は、本当に久しぶりに息子のRRMとも会えるし、 タイ人の奥さんと会うのは初めてなので、とても楽しみです。

約束の時間よりちょっと遅くモーちゃんがホテルに到着しました。 彼はトレードマークのベレー帽ではないとてもダンディな帽子をかぶっていて、 とてもダンディで素敵に見えたので、"You look nice today!"と思わず言ってしまいました。(笑) 今日は息子夫婦の家のことで、ミセス達と共にお出かけしていたので、 よそいきのおしゃれな格好をしていたのかも。(^_^) モーちゃん宅に向かう道がいつもと違うなと思ったら、わざわざ別のルートをとって私を楽しませてくれていたのがわかりました。 毎年この時期になると、というかいつも私が来る数日間なのだそうですが、 森の中に白い絨毯を敷いたように白い小さな花(モーちゃんは名前がわからないみたい(笑)) が咲くのだということを説明してくれました。木の葉っぱが少しずつ大きくなると、 太陽の光が下まで届かなくなるので、白い花の命は短いようなのです。 私はローマでの一週間のドタバタをかいつまんで話しました。友達のK子と日々格闘していたことや、 ホテルでの彼女の苦情とか、色々。ホテルのバスタブの件は、ヨーロピアンなので良く理解してくれました。 彼は、余程疲れている時はバスタブにつかりたいと思うこともたま〜にはあるようですが、 普段はシャワーで充分だと考えているようです。 ハンブルクのオイロペーシャホフはモーちゃん夫妻も利用しているし、 モーちゃんのお父さんの時代からの利用者だと言う。(そんなに古いホテルだったのね!)

そんなこんなしているうちにモーちゃん宅に到着。私は勝手知ったる何とかで、 モーちゃんより先に玄関の方まで走って行きました。 いつも変わらず優しいミセスが私をハグして迎えてくれました。 私はこの瞬間がとても好きです。日本にはこういう挨拶の習慣がないのがとても寂しい気がします。 ミセスのハグでもそうなのですから、イエス様に実際にハグされたら、 どんなに安心して嬉しくて幸せな気持ちになるだろうと想像してしまいます。 ミセスも今日はお出かけバージョンで、赤いジャケットがとてもエレガントで洗練されていて素敵でした。 確か65歳くらいだったと思います。背も173cmくらいあったはず。とてもスラっとしていて格好良いです。 最近息子夫婦がコペンハーゲンの南の方に家を買って、クリスマスから居候していた彼らが来週から新居に移るので、 今その為にモーちゃん夫妻は何かと忙しい日々を送っているようです。 特に、スペインのマラガの別荘から戻って来たのが数日前だということで、 私としては、こんな時にディナーに伺うのは申し訳ない気がしましたが、 とても喜んで招待してくれたのです。 私がコペンハーゲンに来るのは、このデンマークのお父さんお母さん達に会う為なので、 私はいつも心から会えるのを楽しみにしているのです。

買い物・散歩

今日は17:00に、モーちゃんがホテルで私をピックアップしてくれることになっていたので、 それまで私は本当にゆったりとした気持ちでコペンハーゲンの街を満喫していました。 昨日目をつけていた小物などを実際に買うことにしました。 それは、外からだと古い重厚な感じの建物で、中が良く見えない為1人ではちょっと入りずらいのですが、 家族連れが入って行ったので好奇心の強い私は一緒に中に入って行きました。 入って見ると、何てことはない、世界各地の生活雑貨品などを扱っている、 値段的には非常にリーズナブルな良いものが沢山あるお店でした。 お客様が来た時に使う、ディナー用のマット、コーヒーカップなどを買いました。 コーヒーカップはイタリア製で、カップ&ソーサーで550円くらい(安い!)ですがとても気に入りました。 本当は同じ柄のお皿とか色々あったのですが、さすがに荷物が増えるので2人分にしました。 どうせ又来年来ると思うので、同じものがあればお皿を2枚買うことにしよう。(笑) 普段それほど買い物が好きではない私なのですが、今日はすっごく良い買い物がたくさん出来たので、 とてもハッピーな気持ちになりました。

そのお店を出た瞬間、目の前にある聖霊教会の12時の鐘が鳴り響きました。 現地語では"Helligaandskirken"と言います。何かドイツ語の"Heilige Geist"(=聖霊)"Kirche"(=教会)に似ています。 それはともかく、この鐘の音が、今まで聴いたヨーロッパのどの教会の鐘よりもダントツに美しい音色でした。 私はこの教会は良く知っているのですが、何となく入るチャンスがありませんでした。 鐘の音を聴いたのも本当に初めてでした。この時間的タイミングは神様のお導きだったと思うのですが、 私はその鐘の音につられてその教会へと足を運んだのでした。 中は外と全く違って明るく美しい教会で、他の教会のように古くて暗い感じは全然ありませんでした。 間もなく、人々が教会の中に入って来て、入口で聖書を受け取り席についていました。 私は、何かが始まるのだなと思って留まることにしました。 パイプオルガンの美しい演奏。その後、牧師さんのお祈り。 同じ聖歌が何度も歌われ(デンマーク語の知らない聖歌だったので、 かろうじてメロディーだけ・・)、メッセージは特にありませんでしたが、 私は異言で感謝の祈りを捧げました。その後はニューハウンにあるレストランでゆっくりと食事をし、 引き続き買い物をしたりしてホテルに戻りました。


5/1/2003

心地良い街

ハンブルクを出発した時もコペンハーゲンに到着した時も、似たようなお天気で、 晴れたり曇ったり雨が降ったり・・まるでイギリスのような天候でした。(笑) でも、感謝なことに、私がコペンハーゲンの街に出かける頃には、とても良い天気になりました。 この小さな街(地元の人は都会と思っているけど・・)には、毎年来ているので地図がなくても歩けるようになりました。 さすがにデンマーク語はわからないのですが、たまにドイツ語に似ている単語を頼りに意味を模索したりしています。(^_^;; 言葉はわからないのですが、何となくホッとする街で、言葉は多少わかっても緊張するローマとは違います。 おみやげは明日本格的に買うことにして、今日はめぼしい物を見てまわりました。 一番欲しいと思うセーター類は、滅茶苦茶高くて買えません。(^_^;; ヨーロッパのホテルで良く使われている四角いふわふわの枕と、 さらっとしていて清潔で暖かく軽い羽毛布団は意外と安く買えそうだ。 ドレスのお店の所でふと足を止めました。飾られていたウェディングドレスや他のドレスなどが、 とても素敵だったからです。ゴージャスというものではないけれど、シンプルで洗練されている良い感じのものでした。 う〜む、次の歌の発表会の時に、とつい考えてしまう。

普通よりちょっと汚い格好をして旅行しているので、きちんとしたレストランに入るのは気が引けたので、 スーパーに入ってパンとチーズ、飲み物などを買いました。 ホテルでサンドイッチを作って食べるのよね。(笑)その為に、毎年日本からは忘れずに紙皿を持参しています。 紙皿はとても便利で、お菓子を食べる時にも便利だし、ドイツでいつも買うぶどうを食べる時にも重宝しています。 コペンハーゲンの街の中に、昨年はあちこちに大きなオブジェが飾ってありました。 今年は、広場に二階建ての家位の高さもあるかと思われる巨大な蜘蛛のオブジェが飾られていました。 私が世の中で一番苦手なものです。(^_^;;しかも、足の長いやつ・・・。そのオブジェも足が長かった。 気持ち悪い〜と思いながらも気になってつい見てしまいます。(寒) 昨年までは全く気が付かなかったのですが、ストロイエ(ショッピングストリート)のあたりに、 コンピューターショップ"TDC"というお店がありました。 そこでインターネットにアクセスしている人達がいたのでスタッフに聞いてみると、 なんと無料で使えるという。やったね。(!)でも、日本語は文字化けだし、 私のメインのメールボックスはチェック出来ませんでした。ホットメールは出来るのに〜。 Yからメールが入っているかも知れないのにぃ〜、残念。

コペンハーゲン入り

ドキドキわくわくしながら、あっという間にコペンハーゲン空港に着きました。 見慣れた所(SASを使っていることが多いので、この空港は一番利用しているかも) ということもありますが、何かホッとするような田舎に戻って来たような気持ちです。(笑) EU間での移動なので、パスポートコントロールもなくあっさりと出口に出ます。 3年前に、3年振りで会う元ボスが、円柱の柱の陰から私をじっと捜していた様子を思い出して、 思わず微笑んでしまいました。(^_^)そして、「すぐわかったよ。日本人は荷物が多いからね。(^_^)」 などと言っていたっけ。確かにあのスーツケースは今のより一まわり大きかった・・。 年々荷物は減っているような気がします。必要最低限のものが何か、 だんだんわかって来たこともあるからです。 昨年は面倒だったので、タクシーを使ってしまいましたが、これが結構な金額でした。(^_^;; 今年は空港から13分でコペンハーゲン中央駅に着く電車で移動することにしました。 駅は見慣れていて、ついこないだ来たような錯覚を覚えます。 駅の横から100メートルも真っ直ぐ行くとアイビススターホテルに到着しました。

アイビスはロンドンの空港近くで泊まったことがありますが、 コペンハーゲンの方が明るい感じがします。 又、違っていたのは、部屋の電気を使えるようにする為に、 部屋のアクセスカードが必要なことでした。 チェックインの時に、ミセス(元ボスの奥さん)から来ていたファックスを読みながら、 エレベーターの所に行き3階のボタンを押しました。 でもいくら経っても着かないので変だと思ってボタンを押すと、元の場所でした。(^_^;; エレベーターの中の案内を読むと、『エレベーターを御使用の際には、 アクセスキーを白いボックスに差し込んで下さい。』とありました。 そういうことだったのね。(^_^;; 4つ星から3つ星のホテルだとガクッと格が落ちるけれど、ベッドや部屋が広ければ私はOKだ。 今年はドイツもデンマークも、シングルだったけれど、ツインの部屋だったので広くて嬉しい♪ K子と違って、バスタブは問題ではない。ただシャンプーやボディシャンプー、石鹸等があるかどうか怪し気だったので、 オイロペーシャーホフ(ツインの部屋だったので2人分)のを貰って来ました。(笑) 案の定、タオルとコップはあったけど、液体石鹸もシャンプー・ボディシャンプー兼用のものも、 備え付けられていました。私はあまりこれが好きではありません。 アイビスにはなかったので、4つ星の時のシャンプーなどを使うことにしました。

ミセスのファックスを読むと、つい数日前にコペンに戻ってきたばかりだという。 息子夫妻の新しい家も決まり、色々と用事があって忙しそうだったけれど、 明日のディナーを一緒にしたいと書いてありました。 本当に嬉しい♪また二人に会える。今年は息子とも何年かぶりで会えるし、奥さんとも初めての対面です。 まぁ、奥さんは私の話はさんざん聞かされているでしょうけれど。(笑)

御手の中で

頭の中で一日中流れている讃美をBGMにしてみました。(^_^) 歌詞は下記です。日本語の歌詞を並べてみました。



	In His Time                                     御手の中で			



	In His time, in His time                        御手の中で

	He makes all things beautiful in His time       すべては変わる 感謝に

	Lord, please show me every day,                 我が行く道を 導き給え

	as You're teaching me Your way

	That You do just what You say, in His time      あなたの御手の中で



	In Your time, in Your time                      御手の中で

	You make all things beautiful in Your time      すべては変わる 賛美に

	Lord, my life to You I bring,                   我が行く道に 表し給え

	may each song I have to sing

	Be to You a lovely thing, in Your time          あなたの御手のわざを 

1997/5-2002/10までの日記は、諸事情により、当面非公開とさせていただきます。