こさぼです。
「実は家にね、どんな分野の技術解説書にも改善の道を開くとっておきの使用説明書が置いてあるんだけど、それにはまずこう書いてあるんだよ。『日本製の自転車を組み立てるには心の落ち着きが肝要である』とね。」「実際、心の落ち着きというのはうわべだけのことを言っているんじゃない。」と私は説明を続ける。「それは全体にかかわってくる。メインテナンスをよくすれば、心に落ち着きが生まれる。だが、逆にメインテナンスを怠れば、心は乱れる。機械がよく動くというのは、心の落ち着きがそこに具現化していることなのだ。メインテナンスをしているときに、もしこの落ち着きを持たなかったならば、おそらくはその間に自分の個人的問題をその機械そのものにとりこんでしまうことになる。」
(『禅とオートバイ修理技術』ロバート.M.パーシグ)

『日本の弓術』オイゲン・ヘリゲル

もしあなたが、多くを語らないよいリーダーであるなら、
あなたの業が成って、目標が達成されたとき、彼らはいうだろう、
「われわれはそれを自分でやった」と。
老子
(『スーパーエンジニアへの道』G.M.ワインバーグにある訳)

霧と風に乗ったドラゴン

ソフトウェア・ライフサイクル

例は物事を教えるときの数ある方法の1つではない。
教える方法はこれしかないのである。
- Albert Einstein
(『Javaオブジェクト設計』P.コードより)

『オブジェクト指向分析(OOA)』の「はじめに」より抜粋

手抜きと下手の違い

ソフトウェア開発リーダーのための折衷主義的な参考資料

プレッシャーをかけても思考は速くならない。
(『デッドライン』T.デマルコ)

パタン・ランゲージ

デザインパターンとは

オレゴン大学の実験

『なぜこの店で買ってしまうのか』

サンタクロースは、緋色の衣服を身にまとっている。緋色は国王の色である。ということは、彼は国王なのである。サンタクロースの白い髭、毛皮、ブーツ、それに彼の旅の道具である橇などは、いずれも冬の季節を連想させる。サンタクロースはフランス語では「ペール・ノエル(クリスマスおじさん)」と呼ばれている。つまり、「おじさん(ペール)」と呼ばれて、老人の風貌をしている。これは、サンタクロースが、深い思いやりと権威にあふれた昔の長老の姿を体現していることを、しめしている。以上のことは、まったく明白なのだが、さて、この人物をどのような宗教学的な類型に、おさめたらよいのだろう。
(『火あぶりにされたサンタクロース』
クロード・レヴィ=ストロース)
読者の権利10ヶ条
1ヶ条読まない
2ヶ条飛ばし読みする
3ヶ条最後まで読まない
4ヶ条読み返す
5ヶ条手当たり次第に何でも読む
6ヶ条ボヴァリスム
(小説に書いてあることに染まりやすい病気)
7ヶ条どこで読んでもいい
8ヶ条あちこち拾い読みする
9ヶ条声を出して読む
10ヶ条黙っている

(『奔放な読書-本嫌いのための 新読書術』 ダニエル・ペナック)

この10ヶ条とは別に、この本はとても魅力的な内容で、 思わず『アンナ・カレーニナ』が読みたくなって買って読んだのだが、読み終わってから、 魅力的なのはこの本であって、紹介されている『アンナ・カレーニナ』ではないことに気がついた。
本物のリーダーとは、CSO(チーフ・ストーリーテリング・オフィサー)=最高の語り部だ。

アルベルト・アレッシィはかつてこう言った。「人間には、ビジネス界がまだ理解できない芸術や詩に対する巨大なニーズがある」アレッシィがトイレブラシを80ドルで販売していることを考えると、彼は正しいことをしているにちがいない。
(『ファンキービジネス』 ヨーナス・リッデルストラレ&シェル・ノードストレム)