住宅性能について

住宅性能データ
     国分寺の家


住宅性能データ/国分寺の家

PAO建築設計


■熱損失係数計算書(断熱性能)


部 位
仕 様
単 位
各部の面積
長さ、換気量
熱貫流率
Kcal/m2・h・℃
各部の熱損失係数
Kcal/h・℃
屋 根
細繊維GW16K 200mm
m2
49.00
0.18
8.82
外 壁
細繊維GW16K 100mm
m2
126.00
0.34
42.84
基 礎
発泡ポリスチレンB種3類 50mm
m2
27.50
0.49
13.48
トップライト
アルミ+木(YKK 断熱天窓)Low-E
m2
0.56
2.50
1.40
開口部1
断熱アルミサッシ(YKK テルモア)Low-E
m2
35.57
2.50
88.92
開口部2
タ゛フ゛ルカ゛ラスルーハ゛ー(YKK テルモア)
m2
0.54
3.50
1.89
開口部3
断熱木製玄関ドア(ガデリウス)Low-E
m2
2.05
0.86
1.76
開口部4
木製サッシ(ノルド)PG
m2
1.17
1.63
1.91
換 気
内容量(m3)263.3 換気回数 0.5回/h
m3/h
131.65
0.30
39.50
           
総熱損失係数
 qa(kcal/h・℃)=各部の総熱損失係数の合計
kcal/h・℃
     
200.52
実質延べ床面積
(吹抜けなどを考慮)
m2
104.90
      
熱損失係数
 q(kcal/m2・h・℃)=総熱損失係数/実質延べ床面積
kcal/m2・h・℃
     
1.91
     
W/m2・K
     
2.22

断熱性能については、やっと欧米諸外国の水準に近づいた「次世代省エネルギー基準」が最低でも、ひとつの目安となるでしょう。


4地域(東京) 2.7W/m2・K (2.32Kcal/m2・h・℃)




■気密性能

相当隙間面積 C=2.11cm2/m2(測定値)


気密性能(相当隙間面積)については、「次世代省エネルギー基準」 ではじめて原則として全国的に気密住宅とすることになりました。東京を含む3地域以西は全て5cm2/m2以下であり、技術的には容易な数値となっています。このことのねらいは、 むしろ気密の必要性の啓蒙にあると思われ、けして十分な数値とはいえません。


東京を含む3地域以西では、2cm2/m2程度が必要かつ十分な値と思われます。


気密測定の様子 3地域等の表記は、公庫の基準で、断熱工事に係る
日本の地域区分を示す。
日本を1~5地域に区分けしています。
ちなみに、概略を紹介すると下記となります。
1地域:北海道、他
2地域:青森県、岩手県、他
3地域:宮城県、山形県、他
4地域:茨城県、埼玉県、東京都、大分県、他
5地域:宮崎県、鹿児島県、他


気密測定の様子/高断熱高気密住宅では
必ず1棟毎に実施すべきです。
測定時間は1回あたり約1時間程度。


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