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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2012年1月1日

3.芝居は楽しくなくっちゃね!?


2011年の秋は本当にたくさん沢山 芝居を見ました。手当たり次第!?といっていいかもしれません。
オペラ「サロメ」、翻訳劇「ゴドーを待ちながら」「アマデウス」そして現代劇「イロアセル」「天守物語」など。
その合間に「歌舞伎」もいくつか。そして わたしなりの結論、― やっぱり芝居は楽しくなくちゃーということ。


   



古典と言われる「ゴドーを待ちながら」も、実はずーっと前から気になっていた作品です。それで、、、決心して見に行ったのですが、正直なところチンプンカンプン!? 自分の身の丈にあった、理解できる、楽しいと思えるものを背伸びしないで楽しもう、これからは − 非常にシンプルな結論に達しました。


今年の5月まで浅草・墨田公園で小屋をつくってやっている平成中村座(中村勘三郎 他)は大好きです。
特設の小屋ですから、余計なもの(食事処など)は何もありません。お弁当ならぬ、コンビニで買ったおにぎりを食べながら舞台に集中します。筋立てもわかりやすく、役者の成長ぶり(貫太郎や七之助など)も目の当たりにできて、心から楽しめました。(前回の観劇の様子はこちら



12月14日は日本人なら誰もが知っている「忠臣蔵」の日、そしてわたしの誕生日でもあります。今年は思い立って、国立劇場の「元禄忠臣蔵」を見てきました。約70年前発表されたいわゆる新歌舞伎で真山青果の作品。
わたしたちが知っている<松の廊下>も<討ち入りの陣太鼓>も舞台には出てきません。むしろ、その表舞台を違う角度から光を当てた心理劇でした。まさに歌舞伎というより現在に通じるセリフ劇で、4時間ずーっと引き込まれました。秋に母校早稲田大学のイベントでお顔を見た中村吉右衛門がその重厚な演技で、他を圧倒していました。

趣味嗜好が年齢とともに変わる!?− 自分自身を顧みて実感できますね。




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