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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2015年1月1日

1.キャリアプランニングについて考えたこと 
      ―「予約する?しない?」との関連性


人材育成のプログラムで今はやり!?のテーマに、キャリアプランニングがあります。本音を言えば、このテーマは果たして必要なのか?という問いかけが、ずーっと私の心の中にありました。なぜなら、「18歳や22歳で自分のキャリアなんて考えられない。むしろ迷いながら、あっちやこっちへつまずきながら、人は自分の向き不向きを知り人生を切り開いていくものなのだから」という思いがぬぐえなかったからです。
もちろん、現在でもこの思いは変わりません。
 しかし、社会・時代の変化も大きいですね。終身雇用が崩れ、その反動として若者が正社員なりにくくなってきています。キャリアプランというのは、もしかしたら若者というより、すでに世の中に出ている人々(若者だけでなく、中高年)にこそ必要になってきているのではないか、と実感しています。



 さてキャリアプランとは何か? さまざまな定義付けがありますが、一番わかりやすい言い方として「夢に日付をつけること」と私は話しています。
もちろん、大前提として「将来、何をしたいのか?」(want)「何ができるか?」(can)「何をしなければならないのか?」(must)を踏まえて、絵に描いた餅ではない 実現可能な目標設定をします。
その後、その目標達成のための可能な期間・方法を考える、というのがプログラムのプロセスです。




 そして、ここまで考えてきて、わたしはふと、“ある考え”にたどり着きました。
それは 2014年7月のHPに書いた「あなたはどっちのタイプ− 予約する方? しない方?」
の内容です。これについては、読んでくれた友人たちからいつになく多くの反応がありました。もちろん、<美容室に行って髪を切る>だけのことではありません。人によって事柄の重要度で行動が異なることも当然です。「重要な事柄なら当然、予約する」と話した友人がほとんどでした。
でも、あえて私は思ったのです。「予約するのが嫌い、しばられたくない」という人はおそらく、キャリアプランとか自己啓発も苦手かもしれない、できない人が多いのではないか。キャリアプランや自己啓発は、むしろ目標に向かって自分をマネジメントしていくことです。言葉を換えれば「自分で自分をコントロールすること」「自分で自分を縛る」と言ってもいいのではないか。
「他人から強制されることではないのです、自分で自分の未来を描きプランすることですから、十分自分自身と対話してキャリアプランを考えてみましょう」とセミナーでは話しています。

<予約が嫌いという人間は自己のマネジメントが不得手>という考えはやや強引なわたしの思い込みかもしれません。が、この考えにたどり着いたとき、わたしは自分の胸の中で ストーンと“腑に落ちた”のでした。





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