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2003年にバッテリー交換ができなかったので、哀れなことに私たちの電気自動車は、一年間ずっと車庫に眠っていた。価値ある資源の使い方としては誠によろしくない。
そして2004年春、畑の苗もほぼ植え付けを終えた。再び電気自動車を走らせよう。日本EVクラブの会員なので、この会報を通じて、ナショナル・パナソニックが、特に電気自動車と電気フォークリフト用に軽量の高密度バッテリーを開発したことを知った。会員用の大幅割引きがある以上、アップグレードを先延ばしにする理由はない。地元高校の男子生徒がボランティアで作業を手伝ってくれたので、私と二人で古いバッテリーとバッテリーボックスを取り外した。二日の作業で、バッテリーボックスのサイズは30％ダウン、電気容量は15％増量に。素晴らしい！
次は何をするか？ ハイブリッド・カーのアイデアはまだあたためている。軽自動車のエンジンという選択肢もあるが、これには必要なバッテリー充電のための電圧をだせるよう特別あつらえのジェネレーターが要る。特殊なジェネレーターを必要とするプロジェクトを他にも幾つか抱えているので、ハイブリッド・カー用のジェネレーターは少なくともあと一年は待たなければならない。それまでは、太陽エネルギーや、時にはバイオディーゼルで動かすジェネレーターで充電するこの電気自動車で、ドライブを楽しむことにしよう。
以 上 |
