[Thu. 5/3/2007]
*珍しく衝動買い ゲトライデガッセやその他の通りにも、可愛らしいオーストリアの民族衣装のお店があります。 白いコットンのブラウスにロングのジャンパースカート、その上に長いエプロンをしているようなスタイルです。 どれも素敵で値段は結構張ります。永遠の少女heidiとしては民族衣装は似合うと思っています(自分で(笑))が、 残念ながら、東京でこれを来て歩いたら浮くこと間違いなしです。(笑) 歩いていると急に雨が降ってきたので、すぐ横のお店の中に思わず入りました。 このお店もやや民族衣装を扱っているお店風でしたが、陽気なおばさんの店員に釣られて、ついつい服を見てしまいました。 これから夏に向かうのにウールのジャケットもないよねと思いつつ、とても鮮やかで美しい赤の襟なしジャケットが目に入りました。 おばさんが私のサイズを持って来てくれたこともあり、"Kann ich probieren?(試着出来ますか)"と聞くと、 良いというので着てみました。38だと腕がちょっと長いのですが、まくって着るのだと言われたこともあり、 又これから行くコペンハーゲンの夜が冬みたいに寒いかも知れないと思ってつい買ってしまいました。 これから寒くなってこれを着るのが楽しみです。(^_^) *大聖堂 ここはザルツブルクを訪れたら必見の所で、モーツァルトが洗礼を受けオルガン奏者もつとめた大聖堂(Dom)です。 資料によると、774年に聖ヴィルギルが創建、1181〜1200年に後期ロマネスク様式に改築されましたが、 16世紀に焼失、第二次世界大戦でも被災、その後1956年に修築されました。 内部は大理石で出来ています。
ここは観光地化されているせいか、静かにお祈りする雰囲気ではなく、ひたすら写真を撮るのみです。(^_^;; 今回嬉しいのは、デジカメなので、いつも撮影に失敗していた半球の天井の部分が撮れたことです。
天辺は聖霊を象徴する鳩ですね。
今回は残念ながら大聖堂の両脇が修復中ですが、大聖堂広場の中央にあるマリア像と大聖堂の正面上にいる2人の天使が、 位置を変えると・・・・・・。
どうですか。マリアの頭に冠をのせるように見えますね。(^_^)
*モーツァルトの故郷 昨年はモーツァルト生誕250周年ということもあり、もっと賑わっていたかも知れませんが、 ここザルツブルクはモーツァルトファンにもそうでない人にも、とても美しく魅力的なところだと思います。 ザルツァッハ川の手前が新市街、川を渡った所が旧市街になります。 思い起こせば、最初にここを訪れたのは10数年前に母とパッケージツアで来た時、 2回目、3回目はドイツのミュンヘンから1.5時間かけて電車で来ました。 ザルツブルクはオーストリアですが、ジャーマンレイルパスの範囲内で来れます。 今回で4回目ということもあり、中央駅から旧市街へ行く道も大体覚えています。 たまたま、ドイツ人の友達Rと同じ名前の道があるということもあります。(笑) ミラベル庭園を抜けモーツァルトの住居(Mozarts Wohnhaus)に行きました。薄いピンク色の家が美しいです。 当時使われていたピアノや楽譜、肖像画を見たり、モーツァルトの生涯を映像で見るのも、ドイツ語ですがとても興味深いです。
何年か前に洪水で氾濫したザルツァッハ川(Salzach)を渡ると旧市街に入り、 ゲトライデガッセ(Getreidegasse)を右側に行くと、黄色い建物と縦に長い白と赤の細長い旗が目に入り、 すぐにモーツァルトの生家(Mozarts Geburtshaus)だとわかります。 何度来ても当時の生活を垣間見ることが出来、タイムスリップしたような気持になります。 下はモーツァルトの生家です。
看板が可愛いゲトライデガッセという通りです。
旧市街の中で一番大きいレジデンツ広場は、いつも馬車が停まっていて、 ここから馬車に乗り降りしています。私はまだ乗ったことがありません。
これはザルツァッハ川にかかるモーツァルト小橋(Mozartsteg)です。
*ウィーン〜ザルツブルク 今朝も快晴。いつものお祈りの課題と共に、今日一日の旅を主の御手に委ねて祈りました。 8:20にはチェックアウトをしましたが、レセプションでの昨日の中国語訛りの英語も分かりにくかったのですが、 今朝のドイツ語訛りの英語は更に難しく、彼が言いなおしたドイツ語の"Alles OK."の方が意味が分かりました。(笑) 今年はオーストリアレイスパスを持っているので気ままに好きなところに行けます。西駅でパスをバリデートしてもらった後、 駅にある御馴染みのAnkerでサンドウィッチとコーラで朝食を取りました。 立ち席だったので、小柄な日本人の私にはテーブルがちょっと高いです。(^_^;; 結局9:34発の電車にしました。この時期は予約しなくても座れるので、 9:00前には適当な席を確保しました。ザルツブルクまでは、この電車だと3時間18分かかります。 一昨年のブダペストよりも遠い距離になるわけです。 これまでドイツ国内の移動では、フランクフルト〜ミュンヘン、ICE(ドイツの新幹線)で3時間半が一番遠かったかも知れません。 移動の疲れと中途半端な睡眠もあり、どこまでも続く緑の青々とした美しい景色にうとうとし、殆ど寝てしまいました。
ザルツブルク中央駅には予定通り到着。駅のインフォメーションに行き、ここで48時間有効のザルツブルクカードを29ユーロで購入しました。 このカード1枚で、市内のバスが乗り放題になるうえに、各種博物館などの入場料が無料になるので非常に便利です。 駅から3、4分の便利な場所にあるDer Salzburger Hof(旧Bayerischer Hof)というホテルに向かいました。 4つ星のようでバスタブも付いていて部屋も綺麗です。窓を閉めれば外の音も遮断される為静かです。 ザルツブルクには2泊して、土曜日にはウィーンに戻る予定です。 日曜日に移動したくないのと、日曜日の朝は礼拝を守りたいからです。 *ウィーン到着 昨日は定刻通り現地時間16:00頃にウィーン空港に到着。 お天気は快晴、16℃の気温でとても気持の良い天気でした。 機内では殆ど眠っていましたが、オーストリア航空も座席の後ろにモニターが付くようになったので、 普段殆ど映画を観ない私ですが、珍しく『クィーン』と『マリー・アントワネット』を観ました。 英語で観た為、聴くよりも観ることが多かったせいか、先の映画に登場するエリザベス女王、トニー・ブレア首相など、 本物に良く似た俳優ばかりだったので驚きました。後の映画は、全部は観なかったのですが、 アントワネットのイメージがちょっと違うかなぁと感じました。機内食はOKです。 最初機内に入った時、冷房が効きすぎていて辛かったのですが、 隣りの席が空席だったので、隣りのブランケットも使わせてもらいラッキーでした。 ウィーン(シュベヒャート)空港は、コペンハーゲン(カーストロップ)空港同様、 何度も降り立っているのでだんだん馴染んで来ました。
空港からはリムジンでウィーン西駅(Wien Westbahnhof)に向かいました。 昨年と同じ6ユーロでした。西駅は南駅(Wien Suedbahnhof)経由で約40分かかります。 一昨年は、ウィーンからブダペスト、今年はザルツブルクに行く為、この西駅からの出発になるのです。 ちなみに昨年はプラハ行きだったので、南駅からの出発でした。 ホテルはInterCity Hotel Wienで、駅の近く(3分位)にしました。(一昨年のIbisはもうちょっと先にあります。) InterCityはドイツ鉄道系のホテルで、仕様はドイツ国内と同じで広くて近代的で快適です。 フランクフルトに滞在する時もInterCity Hotelを常宿にしています。 中央駅から歩いて1分もかからないので非常に便利だからです。 昨日17:00にはホテルに到着しましたが、テレビを観ているうちに眠ってしまい、 気がついたら21時過ぎになっていました。日本時間だと早朝4時過ぎです。 シャワーに入って22時にはベッドへ。しかし、中途半端な時間と時差のせいで、 一時間おきに目が覚め熟睡出来ませんでした。結局早朝4時に起床。 当初の予定では10:30過ぎの電車にしようと思いましたが、 一時間早い電車に乗ることにしたので、列車の時刻をトーマスクックで再チェックしました。 ウィーン市内とザルツブルク観光の予定を大まかに頭の中で組み立てました。 うっかりして、私はデボーションガイドも本も忘れてきてしまったので、 今回の旅行は導かれるままに祈りつつ旅をすることにしました。
|
[Wed. 5/2/2007]
*成田第一ターミナル 今朝は4:40に起床、6:00前には家を出たので、日暮里にはすごく早く着いてしまいました。 スカイライナーももっと早いのに変更してもらいました。 例年では空席がないほど混んでいますが、今回はあっさり変更出来、 今年のゴールデンウィークは混んでいると思っていたので意外でした。 フライトは約11時間なので、いつも出発前の晩は少な目の睡眠にし、 飛行機の中で寝るようにしています。その方が、現地に着いた時(日本時間では真夜中なので)楽なのです。 スカイライナーの中で既にうとうとしてしまいましたが・・。(^_^;; これまでスターアライアンスに加盟しているエアラインは第二ターミナルでしたが、 大幅な引越しがあったので、第一ターミナルからの出発です。 早く来れたので、チェックインの際に通路側の席を取ることが出来たし、 ゲートの席でゆっくりと過ごしています。Y君には行ってきますメールを送りました。 すごく珍しく一時間後に返信があり、ちょっと嬉しくなりました。(^_^) さて、行ってきます。(^_^)/~~ *残業 昨日も夕方までいくつかインタビューがあり、又先日の外人マネージャーの土壇場でのチケットやホテルの変更など散々振り回され、 結局残業で20時頃までオフィスにいました。 上司も2日の日は休暇を取ったらしく、早々と退社してしまった為、引継ぎ事項を数枚書いて関係書類と一緒に彼の机の上に置いて来ました。 昨年より遥かに少ない量だし、大量にある派遣契約書や請求書関係は全て出社してから処理することにしているので、 彼はインタビュー等の採用関係くらいなのでさほど負担はかからないと思います。 とは言え、この派遣の人選が一番大変なので、やっぱり普段丸投げの上司には、少しその大変さもわかって欲しいところです。(笑) 人事ヘッドが一番遅くまでいたので、PCをシャットダウン後、「暫く留守にします。 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」「気をつけて。」と挨拶を交わして退社しました。 「やっと終わりました。イエス様ありがとうございました。」とエレベーターの中でお祈りし、 21:30頃帰宅しました。珍しく一昨日の夜にスーツケースのパッキングの手前まで準備していたので、 パッキング自体は10分程度で済み、昨夜はゆっくりと過ごすことが出来ました。
|