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Seek ye first the kingdom of God,
and his righteousness;
and all these things shall be added unto you.
(Matthew 6:33)

My Diary(Salzburg)
同日の日記は下から上に書いています


[Sat. 5/5/2007]

*ザルツブルク〜ウィーン

今朝は太陽の日差しがとても強く暑い朝を迎えました。日本のようなじとっとした暑さではないです。 後一日滞在したいところでしたが、今日移動しないと明日の日曜礼拝に間に合わないので、 今日ウィーンに戻ることにしました。9:34発ウィーン西駅(Wien Westbahnhof)行きの電車です。 これはザルツブルク駅です。

この電車は確かドイツのミュンヘンから来ている電車ですが、やたらに陽気な人たちが宴会状態になっていて、 ヨーデルを歌う人まで現われ、おかしくてたまりませんでした。 たまった日記をずっと書いていたら手が痛くなり、それを止めて寝ているうちに西駅に到着しました。(^_^;; 西駅のインフォメーションでウィーン72時間フリーパスを購入しました。 これは改札でパンチし刻印された時間から、市内の路面電車、地下鉄、バス、Sバーンが72時間乗り放題になる便利なパスです。 美術館などが割引きになる72時間のパスもありますが、これは16.90ユーロです。

昨年だったか、Sバーンから地下鉄に行くのが分からず、その上パスのパンチも忘れていたら、 親切なおじさんが電車の乗り方を教えてくれたばかりではなく、ちょっと待っててと行ってエスカレーターを走り上がり、 パンチをして又エスカレーターを走って降りて来てくれました。そしてたまたま同じ電車だったこともありますが、 私がちゃんと降りるまで気にかけてくれました。今回ザルツブルクからの電車の中でも、ドア側にあるスペースにスーツケースを置いていたら、 いつの間にか動いて移動していました。ずれないようにバンドのような物で固定するようになっていたようで、 私はそれに気がつきませんでした。気がついたおじさんが席を立ち、私のスーツケースの所まで行って固定してくれました。 いつも思っていましたが、ウィーンの人はとにかく親切です。ヨーロッパ一のような気がします。

西駅から地下鉄U3に乗り5つ目のシュテファンズプラッツ(Stephansplatz)で降り、 エスカレーターを上がるとすぐシュテファン寺院のところに出ます。 ここからまっすぐ行ってすぐ左に曲がり少し行って右に行くとホテルアマデウス(Hotel Amadeus)があります。 ここはとてもエレガントなホテルで落ち着いた所なのでとても好きです。部屋は30位しかない4つ星です。 利用するのは3回目ですが、今年は珍しくシングルルームが取れず、他のホテルも適当な所がなかったので、 ちょっと料金的に痛いのですがツインルームにしました。又、田崎牧師先生が御覧になったら笑われそうですが、 ホテルの部屋の写真を撮りました。壁も家具も真っ白で、バラの模様の絨毯と椅子の布の色は赤で、クローゼットはいつもバラの香りがします。 写真ではちょっと暗くて感じがわからないと思いますが、 とにかく素敵なお部屋で、シングルがシャワーだったのに対し、ツインの部屋はバスタブが付いていました。 今日から3泊することになります。


[Fri. 5/4/2007]

*乗り物

私が昨日購入したザルツブルクカードは、 博物館などが割引きになるばかりでなく市内のバスやケーブルカーも乗り放題になる便利なものですが、 以前から乗り物には使ったことがありませんでした。 遠くても歩くことが好きなこともありますが、どこに行ってしまうのか心配になったりするので、 歩ける所は歩いた方が確実だと思っていたのです。(^_^;;

ヨーロッパの天気は変わりやすく、晴れていても、曇りになり、急に雨が降ったかと思えばすぐにあがったりします。 昨日モーツァルト広場を歩いていたら急に雨が降って来たので、傘を差すのが面倒でお店に入り、 先日の日記にも書きましたがそこで赤いジャケットを見つけて購入し、 嬉しい気持でゲトライデガッセを歩いてNordseeでちょっと早い夕食を取りました。 食事の後まだ雨が降っていて寒いこともあり、オーブスObus(電気のトロリーバス)で帰ろうかと思いながら歩いていました。 ふと見るとテアータガッセ(Theatergasse)と言う停留所の所に来ました。 行き先を見ていたら、中央駅行きのバスがちょうどタイミング良く来たので、すぐに乗ることが出来ました。 歩きながら見た景色とも又違った趣きで、とても素敵な短い時間でした。 駅に着くと雨がすっかり上がっており、傘無しで快適にホテルに到着しました。

今日もケーブルカーに初挑戦しました。他の人には些細なことかも知れないのですが、 外国では乗り物に神経質になってしまう私なので、ちょっとチャレンジングだったのです。(^_^;; 今日は歩き疲れたこともあり寒かったので、オーブスに乗って帰りました。 自分は億劫だったり経験がないから心配だと、せっかく便利なものがあるのに避けてしまうのは、 今まで何だか現実から目をそらしていたような気がしました。 神様が昨日は雨を降らして寒くされたので、ホントに無理なくタイミング良くバス停を見つけ、 すぐに乗れたことはお導きだったなぁと嬉しくなりました。 私の頭の中の固定観念ではなく、神様の最善をなして下さったことを感謝しました。

サウンド・オブ・ミュージックの中で、主人公のマリアが修道院のマザーから、 "Climb every mountain. Search high and low....till you find your dream." と歌い力づけられる場面を思い出しました。 神様を信じていてもいなくても、私達の人生の旅路には大きな問題の山も小さな山も必ずあります。 クリスチャンの私としては、それが神様のお赦しの中で与えられた問題であるならば、 主は私達が耐えられないような試練に遭わせることはなく、逃れる道をも備えて下さるのですから、 私達は主の助けによって、その山を必ず越えることが出来ます。 それを越えた時、私達はもっと大きく成長するのです。 現実を見ないでそのままにしていても、越えなければならない山はそのまま残っているだけで、 私達はいつまでも成長は望めませんん。

*旧市街

レジデンツ広場のあたりの小さな通りには、色々なお土産屋があるのですが、 ひと際目だっていたのが、クリスマス用品やイースター用品のお店です。

この写真はディスプレイのほんの一部ですが、お店の中全てこんな感じでした。

昨日の夕食は、お馴染みの大好きなノートゼーNordseeに行ってしまったので、 今日はモーツァルトの生家前にあるツム・オイレンシュピーゲル(Zum Eulenspiegel)というお店に入りました。 入ったと言っても、この時期は殆ど全員外のテラス席に座ります。 私もそうしました。ここで注文したパスタが意外と美味しく、暖かい食事にほっと一息しました。 建物をくぐると道路の向こうはザルツァッハ川になります。

*ホーエンザルツブルク城塞〜旧市街

今まで出来なかったことのもう一つは、ザルツブルクのシンボル、ホーエンザルツブルク城塞(Festung Hohensalzburg)に行くことでした。 これは高い所にある為、ケーブルカーを使わないと登れません。(元気な人は歩いて登れるかも知れませんが・・。) 下の写真はミラベル庭園から撮ったホーエンザルツブルク城塞です。

これはミラベル庭園の外のお土産屋です。とても可愛いものを沢山売っていました。

旧市街へ向かう途中には、ピンク色のモーツァルトの住居(Mozart Wohnhaus)があります。 左側にある教会は、三位一体教会(Dreifaltigkeitskirche)です。 この通りはいつも車や路面バスがひっきりなしに行き交っている為、横断するのがなかなか大変です。

観光用の馬車は新市街の中もこのように走っています。

ザルツァッハ川から見た旧市街です。ちょっと暗く写ってしまいました。 何年か前に川が氾濫しました。奥にある橋はモーツァルト小橋です。

この間も写真を何枚も撮ったのですが、重くなるので省略します。 城塞へはケーブルカーで行きました。ケーブルカーのみは往復2.10ユーロ、 城塞内等見学入場料込みだと9.8ユーロですが、ザルツブルクカードが有効です。 ケーブルカーはあっという間に上に登り、下の写真は高い城塞側から見渡したザルツブルクの町です。

しばらくして再び下に降りレジデンツ広場に行くと、白馬に引かれた白い馬車が走っていました。 白いのは初めて見ましたが、良く見ると日本人のカップルでした。 (写真にはありませんが、男性は何故かガッツポーズをしていました。(^_^)) いつも旅行する季節が良いこともあるのですが、必ずどこかで結婚式のカップルを見ます。 特にこのザルツブルクは、モーツァルトファンが多いこともありますが、日本人のカップルが多いです。 ザルツブルクでの結婚式は素敵な思い出になることでしょうね。(^_^)

2000/4-2002/11までの日記は、諸事情により、当面非公開とさせていただきます。