我々は何をすべきか(What should we do for Oil Spills?)

 油汚染に対して、私たちはどんなことをしていったらいいのでしょうか。
 1997年早々に起きたナホトカ号の事故では、「油が一度流れたら、どんな努力をしてもひどい事態になる」ことがわかりました。この事故は、タンカーの老朽化が原因とも言われています。危険なタンカーの運航を認めていたのは、明らかに人間側の過失です。こうした事故をまず未然に防ぐにはどうしたらいいのでしょう?みんなで考えてみて下さい。
 こうした事故がニュースとして扱われ、日本人の多くが関心を持つ期間は、事故からせいぜい1ヶ月程度でしょう。しかし、油によって汚れた浜や海を元に戻すために、地元の人たちの苦難はこれからも続きます。観光客の減少、漁への影響、そんな例を挙げればきりがありません。まず大切なことは「事故は終わった」と、過去のものにしないよう、人々に訴え続けていくことです。そして、他人事でなく、自分たちの問題として感じることです。
 ここでは、「海鳥と油汚染」と言う視点から、私たちがなにをしたらいいのか、気づいたことを記しました。ほかにも、「こんなことをしたらどう?」とか、「私はこれをしたい」という意見がありましたら、ぜひメールで意見を寄せて下さい!
 誰もができること、やや専門的なこと、専門的なこと、の3つにわけて述べてあります。専門的なことだから、と言っても、べつに敬遠することはありません。みなさんが「専門家」になればいいのです。どうぞ最後まで見て下さい。
  
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Compiled by Koji Ono kojiono@gol.com
Revised: 22 Feb. 1997
URL: http://www2.gol.com/users/kojiono/index.html