我々は何をすべきか:みんなができること(What should we do for Oil Spills? : Action Level 1)
・事故に関心を持つ
油の流出事故や廃油の不法投棄は、小規模なものならば全国的に頻繁に起こっています。みんなが事故に関心を持ち、こうした事故や過失を見逃さないことが大切です。アメリカでは、流れた油を採取し、科学的に分析して、どこの船から漏れた油かを徹底的に究明するそうです。そして、船主に対して国が裁判を起こし、非常に高い賠償金を請求することもしばしばです。
・石油依存型の社会からの脱却
これは非常に難しいことです。こうしてみなさんがインターネットに接続しているのも、いわば石油に依存しているわけですし、また、パソコン、キーボード、…、石油がなかったら私たちの生活は成り立たないほど、依存しています。こんなことを言うこと自体が矛盾しています。しかし、それを少なくする努力はできるはずです。一人一人がちょっと心がければ、全体としては大きく変わります。まずできることからはじめてみましょう。
・勉強会の開催
海鳥の生態や被害のことについて、地元の人たちを中心とした勉強会を開く。図鑑片手に、海鳥の観察会を開くのもいいかも知れません。
・印刷物の発行
事故の悲惨さを後々まで残すことと、海鳥など海洋生態の話を含めた啓蒙活動のために、各世代向け(「小学生向け」「中学生・高校生向け」「大学生・大人向け」など)の資料やパンフを作成する。
我々は何をすべきか
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Compiled by Koji Ono kojiono@gol.com
Revised: 22 Feb. 1997
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