住宅メーカーに依頼
自分で注文して建てるケースの中では、一番気楽で簡単な方法です。住宅展示場や住宅雑誌から良さそうなメーカーを見つけ、それらのカタログの中からタイプを選び、
敷地に合わせて図面を書いてもらうというのが、一般的な方法です。敷地図を渡し、簡単な打合せをすれば、早々に平面図とメーカーの標準仕様にもとづいた予算書が出てきます。
その素早さは住宅メーカーの得意とするところです。そのまま契約すれば、工法にもよりますが、3～4ヵ月ほどで、たちまちに完成します。
家を早く建てたい方、家づくりにあまりこだわらない方に適した方法です。しかしこの方法の注意しなければならない点は、 モデルハウスやカタログ等の素晴らしさのみに注目するのではなく、提出された図面や予算書が本当に自分達のイメージ通りなのか、よく確かめる事です。 モデルハウスは一般的に余裕のある豪華な造りになっています。玄関、リビング、キッチン、浴室、寝室等々、一般住宅の1.5～2倍の広さがあります。特別に広い敷地でもなければ、 あのように余裕のある家は建ちません。人生の中で高価で重要な買い物ですから、自分のペースで納得いくまで時間をかけて検討したいものです。 場合によっては設計の分かる第三者に内容をチェックしてもらうのもひとつの方法でしょう。