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ロントンホール/ウエストパンズ
(Longton Hall/West Pans)



ロントンホール (Longton Hall)

 1749年頃にウィリアム・ジェンキンソンが立ち上げた窯に、51年からウィリアム・リトラーとウィリアム・ニックリンとが加わり、スタッフォードシャー地域で最初の磁器会社となった。東洋風のブルー&ホワイトの作品や、葉を型どった食器類などが特徴的である。ただし、経営はうまくいかず、経営者の変遷が続き、1760年にはその短い歴史を閉じた。
参照
ref
写真/image 作品/title 製造年代
circa
LH1 苺浮彫り皿
Strawberry-moulded Plate
1755
LH2 葉模様の波型皿
Scalloped Leaf-moulded Plate
1755
LH4 ソースボート
Sauceboat
1755
LH5 ソースボート
A Sauceboat
1755
LH6 ロントンホール/ジョン・サドラー マグ
A Longton Hall/John Sadler Mug
1760
LH7
A Vase
1755
LH8
A Vase
1755
LH9 四季のうち「冬」の像
A Figure of the 'Winter' from the Four Seasons
1750-52
LH10 コーヒーカップ
A Coffee Cup
1755












コーヒーカップ

コーヒーカップ



ウェストパンズ (West Pans)

 1760年にロントンホールが閉窯した後、ウィリアム・リトラーは、遅くとも1764年までにウエストパンズ(スコットランド南部)に移り、新たに磁器製造を開始した。ロントンホール時代と同様の形状の作品も作られたが、浮彫りの地模様や釉薬下の青(リトラーの青)など、独自の特徴の作品も生み出した。ただし経営的には厳しく、1777年頃には閉窯したと考えられている。
参照
ref
写真/image 作品/title 製造年代
circa
WP1 マグ
A Mug
1770
WP2 マグ
A Mug
1770





ソースボート